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「24」ジャック・バウアーの物語は「まだ終わっていない」とキーファー・サザーランド

24 -TWENTY FOUR-
© Fox Network 写真:ゼータイメージ

2000年代海外ドラマの大ヒット作「24 -TWENTY FOUR-」(2001-2014)で主人公ジャック・バウアーを演じたキーファー・サザーランドが、シリーズの復活に前向きな姿勢を示している。米GQのインタビューにて、キーファーが今後の展望を語った。

全ての出来事がリアルタイムで進行するサスペンス「24 -TWENTY FOUR-」は、2001年~2014年に全9シーズンが製作された大人気シリーズ。日本でもレンタルビデオが人気を博し、当時の海外ドラマブームの火付け役となった。2017年にはスピンオフ作品「24:レガシー」が製作され、ジャック・バウアーの登場しない物語が描かれている。

かねてよりジャック・バウアー役の再演にはオープンであるとの意向を明かしてきたキーファーは、このたび「24」シリーズの撮影を振り返って「素晴らしい経験でした」とコメント。今後の可能性をこのように語っている。

「何かをやるかやらないかということについて、自分の中で答えを決めてしまわないほうがいいのだと学びました。僕はジャックを演じるのが大好きですし、物語はまだ終わっていないと固く信じています。納得のいく脚本が書かれ、シリーズのためになる作品だと思えたら、お手伝いをすることになるでしょう。たとえ僕の役割が限られたものであっても。」

米FOXエンターテイメントは「24」シリーズの再開を目指して長らく動き続けており、2018年には若きジャック・バウアーを描く前日譚企画や、リアルタイム展開を活かした法廷サスペンス作品が企画されていたが、どちらも実現には至らなかった。2020年には「レジデント 型破りな天才研修医」(2018-)のトッド・ハーサンが新企画に参加したとも報じられたが、その後の動きは不明。もっとも2021年9月、米FOXエンターテイメントのマイケル・ソーン社長は「今でも(復活の)可能性はある」と述べ、製作陣が議論を続けていることを認めていた

ちなみにキーファーは、「僕が参加するかどうかは常に脚本のクオリティ次第。(オリジナル版を手がけた)ハワード・ゴードンにやる気があるなら、あとは様子見ですね」とも話している。2021年秋の時点で、そのハワード自身も「(新作は)常に検討している」と口にしていたが、現状はいかに。

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Source: GQ

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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