先日、映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の国内盤Blu-ray/DVDの情報が解禁された。“ウォルト・ディズニー・ジャパン仕様”のMovieNEXが2017年4月28日（金）にリリースされ、デジタル版が4月19日（水）に先行配信される。今回も『フォースの覚醒』につづき、複数の商品ラインナップが揃い、店舗によって予約特典はさまざま。結局、どれを買うのが一番いいのか？　読者諸兄の視聴環境や興味関心に照らしつつ、商品ごとに内容を検証していこう。

キモの部分はすべて共通

『ローグ・ワン』MovieNEXの基本仕様は、Blu-ray2枚とDVD1枚の計3枚セット。さまざまなバージョンがリリースされるが、この基本仕様はいずれも変わらない。収録される特典映像は約1時間13分で、その内容は海外盤と同じだ。そちらの解説は以下の記事に詳しい。

発売される『ローグ・ワン』MovieNEXのうち、最もベーシックなのは基本仕様のみが揃った商品。初回限定版と通常版の2パターン（いずれも4,200円＋税）が存在するが、その違いはパッケージの色と、K-2SOのアウターケースが付くかどうかだ。パッケージなどに特別なこだわりがなければ、どちらを購入してもいいだろう。

〈初回限定版〉

〈通常版〉

またオンライン限定商品として、Blu-ray 3Dが付属するセット（6,200円＋税）も同時発売される。クライマックスの戦闘シーンなどは、自宅でも3Dならば一層映えるに違いない。筆者としては、視聴環境の整っている方には是非こちらをお薦めしたいところだ。ただし公式サイトによると、このBlu-ray 3Dは、MovieNEXの購入者がアクセスできる「MovieNEXワールド」で後から購入することもできる。単体の販売価格も2,000円＋税なので、セットで買うのと最終的な金額も変わらない。慌てて予約しなくても間に合うので、悩んでいる方にはいったん2Dを選ぶ手もある。

限定生産、プレミアムBOXの内容は？

『ローグ・ワン』MovieNEXで最大の注目点となるのは、初回限定生産の「プレミアムBOX」（13,000円＋税）だ。通常版・初回限定版との大きな違いは、パッケージがスチールブック仕様であること、オリジナル・アートカード・セットとオリジナルBOXケースが付属することである。さらに国内盤ならではの特典として、バンダイ製「S.H.Figuarts デス・トルーパー スペシャリスト」も封入されている。

一点ご注意いただきたいのは、「プレミアムBOX」だけに収録される映像特典などは存在しないということだ。収録映像はMovieNEXの初回限定版・通常版と同一なので、パッケージやグッズに関心のない方は、わざわざこちらを選ぶ必要はない。ちなみに「プレミアムBOX」にBlu-ray 3Dは付かないので、3Dで観たい方は、別途「MovieNEXワールド」よりBlu-ray 3Dを単体で注文する必要がある。

なお「MovieNEXワールド」では、デジタル限定の特典映像として“Inside The Creature Shop（原題）”と“Digital Storytelling（原題）”が配信されるほか、他にもさまざまなコンテンツを楽しむことができる。これらはいずれのバージョンを購入しても鑑賞できるのでご安心いただきたい。

どこから買う？予約特典もさまざま

『ローグ・ワン』MovieNEXでは、Amazon、ローチケHMV、楽天ブックス、セブンネットの4店舗で、それぞれ異なる予約特典が用意されている。商品を注文すればもれなく付く、というわけではないので、特典が欲しい場合は、それぞれ特典名が明記された商品を注文しよう。

Amazon：ステッカー＋ギフトバッグ

言わずもがなの最大手、Amazonは『フォースの覚醒』につづきオリジナル・ギフトバッグと、今回はオリジナル・ステッカーを用意。通常版・初回限定版・Blu-ray 3D付属セット・プレミアムBOXの4形態すべてが対象ではあるが、それぞれに特典の付かない商品、ステッカーのみ付く商品、ステッカーとギフトバッグの両方が付く商品があり、定価からの割引率もすべて異なる。合計で12パターンの商品があるので、ぶっちゃけややこしい。ご注文の際は間違わないよう、くれぐれもご注意いただきたい。

ローチケHMV：「ダース・ベイダー」キーホルダー

こちらはおなじみのキャラクター、ダース・ベイダーをモチーフとしたキーホルダーが付属。対象となるのはMovieNEXの初回限定版のみで、特典なしの商品も販売されている。特典付き商品の価格は4,698円（税込・2017年2月27日時点）だ。購入ページはこちらから。