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『ローグ・ワン』前日譚ドラマにモン・モスマ再登場、舞台は「5年前」に ─ 再撮影指揮のトニー・ギルロイ、ショーランナーに就任

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー
© Walt Disney Studios Motion Pictures 写真:ゼータ イメージ

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)キャシアン・アンドーの前日譚ドラマ(タイトル未定)に、反乱軍の指導者であるモン・モスマが再登場することがわかった。米ルーカスフィルムがキャスト・スタッフなどの最新情報を公式に発表した。

本作が描くのは、反乱軍のスパイとして暗躍していた頃のキャシアン・アンドーと、相棒ドロイドのK-2SOの“語られざる冒険”。発表によれば、物語の時系列は『ローグ・ワン』から5年前、すなわち『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977)の「ヤヴィンの戦い」から5年前の“5 BBY”となる。『エピソード3/シスの復讐』(2005)やアニメ「クローン・ウォーズ」「反乱者たち」、多数の小説やコミックに登場してきたモン・モスマの存在は、本作の物語にいったい何をもたらすか。

新たな出演者として明らかになったのは、『ローグ・ワン』でモン・モスマを演じたジェネヴィーヴ・オーライリー、『コレット』(2018)のデニース・ゴフ。契約交渉の最終段階と報じられていた『マイティ・ソー』シリーズのステラン・スカルスガルド、『マローボーン家の掟』(2017)のカイル・ソラーも出演が正式に認められている。キャシアン役のディエゴ・ルナ、K-2SO役のアラン・テュディックを加え、6名の出演者が確定したわけだ。

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また今回、『ローグ・ワン』本編の再撮影・再編集を指揮したトニー・ギルロイがショーランナーに就任したことが判明。当初は「ジ・アメリカンズ」(2013-2018)のステファン・シフが務める予定だったが、ポジションを交代し、シフは脚本家のひとりにとどまった。ギルロイは脚本・監督も務め、パイロット版(第1話)のほかに第2話を手がける可能性もあると報じられている。そのほか、脚本には『ナイトクローラー』(2014)のダン・ギルロイ、「ハウス・オブ・カード」のボー・ウィリモンの就任も正式発表された。『スター・ウォーズ』としては異例なほどの渋いクリエイター陣、作り手の狙いやいかに?

なお、本作はプリプロダクション(撮影準備)が進行していたが、新型コロナウイルスの影響により撮影開始の目処は立っていない。撮影見合わせの決定時、主演のディエゴは撮影のためイギリスに入っていたため、撮影開始は間近に迫っていたとみられる

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Sources: StarWars, The Hollywood Reporter

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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