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映画好きな彼女がいる男子のための『映画みたいにロマンチックなクリスマスの過ごし方』講座

気がつけば歩けば街路樹にもイルミネーション、お店に入れば流れているのはジングル・ベル。1年に1度、街全体が浮かれた幸せな雰囲気につつまれる季節がやってきた。

今年のクリスマスはみなさんどうお過ごしだろうか?”クリぼっち”に含まれてしまうがためにどちらも仕事やアルバイトの予定を入れた人、恋人がいない者同士で鍋を囲んでパーティーしたり この冬公開されたおもしろそうな映画を観にいったり。恋人がいる!という男性たちは、「どこに連れていってくれるの?」というガールフレンドからのキラキラした期待を受けていることだと思う。

どんな人を好きになるか、恋人どうしで”何がマッチすると良いか”の定義はもちろん人それぞれだ。しかし”趣味が合う”というのはやはり なかなか嬉しいポイントではないだろうか。

映画好きにはなおさらだ。1人で観に行くのももちろん気軽で良いが、恋人と観たい映画が一緒だったら嬉しい。『ファンタスティック・ビースト』 を観た後は「マグルじゃなくてノー・マジって言うんだね(笑)」 と感想を誰かに言いたいし『エヴォリューション』を観た後は「思ったより怖かったね」と話し合いたい。

そんな映画好きな”映画ガール”たちとお付き合いをしている男性のために。「映画が好きな女の子たちは、こんなクリスマスを過ごせたら絶対喜ぶ!」 という過ごし方をお伝えしよう。

スカーレット・ヨハンソンが通った道を

女子はやっぱりソフィア・コッポラが好きだ。あのフェードがかった映像や、ガーリーで甘美な世界観。映画のロケ地をめぐりはしたいけれど、海外まで飛んでいくのはそうそう簡単にできることではない(行けたらもちろん嬉しいけれどね)。でもソフィア・コッポラの映画にはあるではないか、東京を舞台にした物語が!

『ロスト・イン・トランスレーション』で ビル・マーレイ演じるボブと、スカーレット・ヨハンソン演じるシャーロットが泊まっていたホテル”パーク ハイアット 東京”。

52階に位置する”ニューヨーク バー”や41階に位置する”ピーク ラウンジ”、エレベーターからエントランスまで『 ロスト・イン・トランスレーション』で映し出されていたところが満載だ。喧騒的な新宿はクリスマスにはちょっぴり色気がないが、パーク ハイアットから眺める大都会の景色は美しい。彼女はきっとホテルに入った瞬間から喜んでくれるはず。「スカヨハが歩いた同じ道を今歩いているのね!」 と。

2人の思い出の映画のお酒を楽しもう

映画好きの方はみなさんご存知であろう。渋谷にあるバー”八月の鯨”では、映画の名前のカクテルを作ってくれるのだ!店内には名作映画のポスターがびっしり、メニューを全種類制覇したくなってしまうほどワクワクしてしまう。

そんな八月の鯨で、2人にとっての思い出のお酒を作ってもらおう。初デートで観た映画、ファースト・キスをした時に ふと思い浮かべた恋愛映画。記念日に観た映画。

少々くさいと思われるかもしれないが、女の子にとって”思い出の音楽”や”思い出の映画” はとても神聖で、ロマンチックなものなのだ。大好きな映画をイメージして作られたおいしいお酒を、「あんなことがあったね」という思い出話と共に…きっと忘れられないクリスマスになるに違いない。その際、お酒を写真に収めようとするガールフレンドを「早く撮って!」とは急かさず 待ってあげること。

あのキュートなカップルになったつもりで

『500日のサマー』には、親しみやすいデートシーンが満載だ。一緒にレコード屋さんを回ったり、公園でピクニックをしたり。ブランケットを持っておいしいサンドイッチを作って、温かいカモミール・ティーをタンブラーにいれて…そんな”和やかな”デートが映画ガールは好きだ。

冬の公園はちょっぴり寒い!というあなたに。『500日のサマー』のデートシーンで、女の子たちが口をそろえて言う好きな場面が 2人でIKEAに行くところだ。家具を見て回ったり、インテリアを一緒に考えたり。きっとガールフレンドは目を輝かせて、サマーのようにはしゃいでまわるだろう。(IKEAなら寒くないしね!)

もちろん映画好きの2人なら、クリスマスも映画館に行くのだって悪くない。普段は何も買わないあなたも、クリスマスはちょっぴりグレードアップさせて ポップコーンやコーラを買ってみたりして。“映画館に来ている”ということを思いっきり楽しもう。

『トゥルー・ロマンス』でクラレンスとアラバマが出会ったのも映画館だった。

映画館を出てアラバマはこう言う。「映画が終わったあとはパイを食べて、映画の話をしたいの」。女の子はこの『トゥルー・ロマンス』みたいな、”恋人と逃避行” 系のマッドなラブストーリーに憧れていたりする。りんごやブルーベリーがたっぷり入ったアメリカンなパイを食べながらコーヒーを飲んで、映画の感想を述べ合う・・・ゆっくりとした満ち足りた時間が流れるに違いない。

Writer

Moeka Kotaki
Moeka Kotaki

フリーライター(1995生まれ/マグル)

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