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『レディ・プレイヤー1』続編、サマンサ役オリヴィア・クック「出演できないのでは」と懸念

レディ・プレイヤー1
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2020年11月、巨匠スティーブン・スピルバーグ監督によるポップカルチャー愛に溢れた渾身の1作『レディ・プレイヤー1』(2018)の続編小説『Ready Player Two(原題)』が出版された。となると、映画版の続編というのも可能性として浮上してくるが、これに関しては正式な発表は出されていないのが現状だ。とはいえ、大ヒットを記録した上に熱狂的なファンの存在もあるだけに、続編を期待する声は多いだろう。

仮に続編が作られるとして、さらに望まれるのが前作キャストの続投ということになるが、このたび『レディ・プレイヤー1』でヒロインのサマンサ・クック/アルテミス役を演じたオリヴィア・クックが続編について言及。米The Hollywood Reporterのインタビューで、サマンサ再演に関する自身の心境を明かしている。

すでに刊行済みの小説第2弾について、「興味はありますか?」と訊かれたクック。これには「読みたいとは思いますね」と前向きな姿勢だが、いまのところ「まだ読んでいない」という。続編小説は、OASIS創設者ジェームズ・ハリデーのコンテストに勝利した数日後が舞台。前作では、ハリデーが遺したイースターエッグ探しが展開されたが、続編ではハリデーが別に遺した「先進技術」をめぐる謎やクエストが描かれる。

上述の質問を受けて、“続編が作られた場合”についても言及したクックは、以下のように続けている。

続編には出演できないんじゃないかと思います。というのも、もし続編(の物語)が第1作の直後になったら、公開されるまでには私も40歳になっているでしょうから。

出演に後ろ向きな様子のクックとは対照的に、主人公ウェイド・オーウェン・ワッツ/パーシヴァル役を演じたタイ・シェリダンは、続投に前向きな模様。続編小説の発売を控えていた2020年9月末、シェリダンは「あの作品をまたやれるというなら、喜んで」と語っていたのだ。

とはいえ、計画については「知らない」とも話していたシェリダン。物語に登場するキャラクターの権利取得が複雑であることもあり、続編の製作期間が長期化してしまうことも大いにあり得る。続編の舞台が第1作の直後、原作でいう“勝利から数日後”となるのであれば、クックが言うように年齢を重ねた第1作のキャストが続投出来るかどうかは別問題ということになるだろう。

ちなみに、第1作の時点で続編への契約を行っていたというクック。続編小説にも「読みたい」と前向きだから、製作時期が極端に先のこととならなければ、出演する意欲はあるということだろうか。

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Source: THR

Writer

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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