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供給ダウンのマーベル、マーク・ラファロが「良い方向に進むかも」と持論 ─ ハルク単独映画に意欲も「実現しないと思う」

マーク・ラファロ 東京コミコン2019
©THE RIVER

米ウォルト・ディズニー・カンパニーは、直近の映画が興行不振に苛まれている傘下のマーベル・スタジオ作品の供給量を減らしていく方針に切り替えた。事実、2024年に公開されるマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画は『デッドプール&ウルヴァリン』1作のみだ。

興行不振の要因は様々だが、そのひとつに2021年にスタートしたディズニープラスでのドラマシリーズ展開を挙げる声もある。これはMCUでハルク役を演じるマーク・ラファロも一部同意することのようで、米GQでMCUの現在地について持論を述べている。

ラファロは「(MCUが)ストーミングに拡大したことはすごくワクワクしました」としながら、「でもマーベル映画については、前は3年待たなければいけませんでしたよね」と語っている。「それが神秘的な雰囲気を作ったと思います」。

要は作るペースが早すぎた”ということだろう。作品数を減らすというスタジオの判断について「とても良い方向に進むかもしれない」と話すラファロだが、「前のようになれるのか?それは分かりません」とMCUがこれから辿る道を確信できないでいるようだ。

ラファロといえば、MCUで最後に姿を見せたのはディズニープラスのドラマシリーズ「シー・ハルク:ザ・アトーニー」(2022)。「ハルクの単独映画をやりたいです」とラファロは再演に前向きな姿勢を見せつつも、「それは実現しないと思うんです」と悲観的だ。

「もし映画を作ろうものなら、お金がすごくかかりますからね。だから、彼ら(スタジオ)もハルクを節約しながら使うんですよ。僕は高すぎるんです!」

ラファロの言う通り、CGキャラクターのハルクを多く登場させればその分費用がかさむ。ドラマ「シー・ハルク」では、VFX予算の都合により主人公のジェニファー・ウォルターズがシー・ハルクに変身するシーンが減らされていたという。

▼ MCUの記事

Source:GQ

Writer

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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