うっかりラファロ、質問を勘違いして『キャプテン・アメリカ4』に出演すると誤解されてしまう

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『アベンジャーズ』シリーズでハルク/ブルース・バナーを演じるマーク・ラファロは、うっかりネタバレしてしまうことで、“うっかりラファロ”の異名を持つ。そんなラファロがインタビューで質問を勘違いしてしまい、『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド(原題)』にハルク役で登場すると誤解される事態となった。
『アベンジャーズ・エンドゲーム』(2019)でインフィニティ・サーガが終了後も、『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(2021)と「シー・ハルク:ザ・アトーニー」(2022)にハルク役で続投したラファロが、第39回サンタバーバラ国際映画祭のパネルに登壇。インタビューでハルクが話題に上がった際にラファロは、ハルクが怒れるモンスターから、変身後も頭脳はブルースのままの“スマートハルク”へ変貌を遂げる過程を、4本の映画にわたって描こうとマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長と話し合ったエピソードを披露した。
ファイギから「ハルクの単独映画は製作しない」と伝えられたと明かしたラファロは、司会者に「それは本当ですか?」と訊かれ、「僕の知っている限りではね。そのことについてもっと話せるけど、ダメだと言われているんです」と回答。すると司会者が「ですが、『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』があって、それが次ですよね?(But you have “Captain America:Brave New Word”. That’s next right?)」と質問し、ラファロは「そうです(Yeah)」と返した上で「最高な映画になりますよ(It’s going to be great!)」と答えた。
このやり取りで司会者は、『ブレイブ・ニュー・ワールド』にラファロが出演しているのかどうか尋ねたつもりだったようだが、ラファロは同作がMCU映画の待機作の1本なのか訊かれていると勘違いして、「Yeah」と返したようだ。このラファロの回答は、「『ブレイブ・ニュー・ワールド』にハルクが登場する」と瞬く間にソーシャルメディアで広まったが、米Varietyが複数の関係者から得た情報によると、同作にラファロは出演しないという。
どうやら今回、ラファロは“うっかり”発言ではなく、“うっかり”質問を勘違いしてしまった模様。単なるミスコミュニケーションだが、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の結末について“うっかり”口を滑らせてしまったり、上映中の最新作を“うっかり”生配信してしまった騒動に続き、自身の“うっかり”伝説に新たな一ページを加えてしまったようだ。
現時点では、ラファロ演じるハルクが、どのような形でMCUにカムバックするかは明らかになっていない。
『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド(原題)』は2025年2月14日に米国公開予定。
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Source:@officialSBIFF , Variety