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『アベンジャーズ』ルッソ兄弟、新たなユニバース企画を準備中 ─ 監督映画3作品、怒涛の連続製作へ

アンソニー&ジョー・ルッソ russo
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/48385334971/

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)でマーベル・シネマティック・ユニバースのキーパーソンとして頭角を現し、いまやハリウッドを代表するクリエイターとなったアンソニー&ジョー・ルッソ。業界のトップに突如躍り出た2人は、再び巨大な“ユニバース・プロジェクト”を準備しているという。

製作会社AGBOを設立したルッソ兄弟は、監督だけでなく、プロデューサーとしても多くの企画に携わっている。米Colliderにて、ジョー監督は、いまだ明らかになっていない企画の存在を示唆した。

「ずっと映画化したくて準備してきたプロジェクトがあるんです。秘密の企画がいくつもあって、巨大なユニバース・プロジェクトも新たに進めていますよ。準備のできている企画が3つあるので、おそらく、今後2年半のあいだに連続で監督することになるでしょう。アクティブに動いていくつもりです。いろんな企画がありますが、僕たちはアクションが大好きなので、そのうちのひとつはアクション映画になると思います。その中に、巨大なユニバースの物語もあるということですね。」

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ジョー監督はいずれの企画についても多くを明かしていないため、3作すべてが“ユニバース・プロジェクト”に属するのかは分からない。ただし3作品はいずれも長編映画であり、テレビシリーズではないとのこと。詳細について、監督は「時が来たらお知らせします」と話している。

ルッソ兄弟は現在、トム・ホランド主演の監督最新作『チェリー(原題:Cherry)』のポストプロダクション(撮影後作業)を進行中。同作は実話に基づく小説を映画化するもので、ホランドは薬物依存症の帰還兵という難しい役どころに挑んだ。そのほか、クリス・ヘムズワース主演のNetflix映画『タイラー・レイク -命の奪還-』は2020年4月24日(金)より配信開始。同作で2人はプロデューサーを務め、ジョーは脚本を執筆している。

ちなみに現在、2人はロバート・ダウニー・Jr.やクリス・エヴァンスとも新作の話し合いを進めているとのこと。準備ができている3作品のうちに、果たして彼らの出番はあるか……?

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Source: Collider

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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