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『アベンジャーズ/エンドゲーム』ルッソ兄弟、ロバート・ダウニー・Jr.やクリス・エヴァンスとの新作企画を検討中 ─ トムホ、クリヘムとも再タッグ

Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/14802403202/ https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/14615990538/ https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/48385334971/

『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)のアンソニー&ジョー・ルッソ監督が、マーベル映画でタッグを組んだロバート・ダウニー・Jr.クリス・エヴァンスらとの新作企画を検討しているという。米Comicbook.comにてジョー監督が明かした。

2018年に製作会社AGBOを設立したルッソ兄弟は、多数のプロジェクトを同時進行しており、ほとんどの作品で監督やプロデューサーなどを担っている。2019年にはブラックパンサー役のチャドウィック・ボーズマン主演『21 Bridges(原題)』を米国公開したほか、ソー役のクリス・ヘムズワース主演『タイラー・レイク -命の奪還-』は2020年4月24日(金)よりNetflixにて独占配信開始。スパイダーマン役トム・ホランド主演の実話犯罪映画『Cherry(原題)』も製作が進んでおり、マーベル映画の俳優陣とは自社作品でも続々とタッグを組んでいるのだ。

「(出演を)シフト制にしていきますから」と半ば冗談交じりに語ったというジョー監督は、“チーム・マーベル”とのさらなる展開に言及している。

「(アイアンマン役)ロバート・ダウニー・Jr.とは何かやりたいということで、いくつかの話し合いをしています。(キャプテン・アメリカ役)クリス・エヴァンスとの間に別の企画もあるし、クリス・ヘムズワースとはあと2本やろうと話しているところ。トム・ホランドとも別の企画があります。僕たちは自分のファミリー、マーベルのファミリーが大好きなんです。」

再タッグを希望する理由について、ジョー監督は、マーベル映画での仕事経験が「すごく楽しかった」ことを挙げている。「一緒に仕事をして楽しいことが、僕たちにはすごく大事なんです。企画のクリエイティブな面と、一緒に働く人たちを大好きになれることが、全員の満足度に繋がるから」。作品づくりや労働に関するパーソナルな観点が、企画の人選にも活きているということだろう。

そのほかルッソ兄弟は、バラク・オバマ元米大統領とタッグを組む『Exit West(原題)』、『スイス・アーミー・マン』(2016)を手がけたダニエルズの新作映画『Everything Everywhere All At Once(原題)』、ノア・ホーリーとの実話犯罪ドラマ「Mastermind(原題)」、Amazon Studiosの大作ドラマ「Citadel(原題)」などを進行中。「マジック:ザ・ギャザリング」アニメ版、「科学忍者隊ガッチャマン」ハリウッド実写映画版まで控えているから、扱うジャンルの幅広さも注目すべきところだ。

ジョー監督は、あらゆる企画でタッグを組む相手について「魅力的で思慮深く、クリエイティブな方々と仕事をしようと決めている」という。作品の規模が様々なのは、それぞれにルッソ兄弟が興味を抱く作り手たちがいるからだろう。もっとも、さすがは『アベンジャーズ/エンドゲーム』を撮った2人である、スケール面の野心も並大抵のものではない。「巨大な知的財産の開発こそ、僕たちが作品を撮るときのミッションであり、AGBOが力を入れていること。“次に作るイベント・ムービーをどうしようか?”ということはしっかりと考えています」と強調しているのだ。

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Source: Comicbook.com

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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