『デッドプール』ライアン・レイノルズ、ウルヴァリンとの共演諦めず「あいつ、僕のタイムラインでは元気に走り回ってるから」
2017年の映画『LOGAN/ローガン』を最後に、映画『X-MEN』シリーズのウルヴァリン/ローガン役を卒業したヒュー・ジャックマン。ワイルドで不器用ながらも、ふいに見せる人間臭い一面が印象的で、誰もが認めるヒューのハマり役となった。映画公開からおよそ1年となるが、今なお卒業を惜しむ声は後を絶たない。

『デッドプール』ライアン・レイノルズもその一人だ。とりわけこの2キャラクターは、映画では『X-MEN』シリーズとして同じユニバースを分かち合っているのだから、スクリーンでの共演の可能性もゼロではなかった。しかし、ヒューが正式に役を卒業してしまったため、その可能性は絶たれてしまっている。
ところがライアンはそれをなかなか認めようとしていない。2018年5月3日付のEntertainment Weeklyに語った。
「奴は僕のタイムラインでは生きてますから。胸毛をモジャモジャさせて、トキントキンの爪つけたローガンが走り回ってますから。ピンピンしてるし準備万端。是非やりたい。」

映画『デッドプール』1作目では、ヒュー・ジャックマンの雑誌切り抜きお面を被ってネタにするほど、ヒューの存在に意識的なライアン。実際にはなかなか本気で共演を望んでいるようである。
「ヒューを説得するのは不可能に近いと思う。でも、僕はこのユニバースでヒュー・ジャックマン以上に好きな人間がいないんですよ。友人としても。彼はとにかく最高。早くもローガンとしての彼が恋しいんです。だから僕も皆さんと一緒で、彼と会ったときはいつも”頼むって、一回だけていいから、頼むよ。共演しようよ。絶対楽しいって。お願い!1、2の3で一緒に行こう。1、2、3、さぁ行こう!”とお願いしてるんですよ。僕が一方的に言ってるだけなんですけど。」
ちなみに、ヒューのウルヴァリン役卒業を受け入れたくない業界人は他にもいる。マーベル・シネマティック・ユニバースからは、ウィンター・ソルジャー/バッキー役のセバスチャン・スタンも、たまたまヒューに会った際に「『LOGAN/ローガン』が本当に最後のウルヴァリンになっちゃうの?」と尋ねたという。あくまでもセバスチャンによれば、「表向きにはもう終わりだということになってるけど、考えてるって」との報告を続けている。
もちろん、全てはヒュー・ジャックマンのウルヴァリン/ローガンを愛する者たちの希望的観測に過ぎない。しかし、ルール無用の「俺ちゃん」デッドプールなら、破天荒な方法で共演させることができるのかもしれない…?
Source:EW