ディズニー、初の黒人プリンセス実写映画『Sadé』を製作へ

米ディズニーは、アフリカ系プリンセスの童話『Sadé(原題)』の実写映画化権を獲得した。Deadlineなどが伝えた。
本作では、Sadéという名のアフリカ系少女の物語を描く。少女の暮らす王国が、未知なる悪の勢力に脅かされ、魔法の戦士の力や国王の助けと共に立ち向かうというもの。
黒人女性によるディズニー・プリンセス物語としては、アニメ映画『プリンセスと魔法のキス』(2009)があるが、実写映画では初めて。原案は気鋭の才能オラ・ショクンビとリンジー・リード・パルマー。2人のキャリアは、2017年にインディー映画『Break(原題)』脚本・製作を手がけていたのみで、この度のディズニー作品起用は大躍進となる。
プロデューサーには、ヒップホップ・カルチャーを存分にフィーチャーした映画『Dope/ドープ!!』(2016)監督のリック・ファムイーワ。監督や公開時期などは現時点で未定となっている。
史上初の黒人ディズニー・プリンセスの誕生は、多方面でセンセーショナルなものとなるだろう。続報を待ちたい。
Source:Deadline