サミュエル・L・ジャクソンが選ぶ、最高のサミュエル・L・ジャクソン映画5本とは?

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)や『スター・ウォーズ』などのメジャーシリーズをはじめ、『Mr.インクレディブル』シリーズなどのファミリームービー、そしてクエンティン・タランティーノ監督作品など幅広く活躍する名優、サミュエル・L・ジャクソン。この度、150以上の映画に出演を重ねてきた俳優本人が、“サミュエル・L・ジャクソン・ムービーのベストファイブ”を紹介した。
アメリカのトークショー「The Late Show with Stephen Colbert」にてサミュエルが挙げた作品は、レニー・ハーリン監督『ロング・キス・グッドナイト』(1996)、ジョエル・シュマッカー監督『評決のとき』(1996)、ケヴィン・レイノルズ監督『187』(1997)、フランソワ・ジラール監督『レッド・バイオリン』(1998)。最後の一作として俳優本人が選んだのは、タランティーノによる『ジャッキー・ブラウン』(1998)だ。スチュワーデスのジャッキー・ブラウンが武器密売人と警察を騙し、一攫千金を狙うという物語である。
タランティーノ作品としてはほかにも、『パルプ・フィクション』(1994)や『ジャンゴ 繋がれざる者』(2013)、『ヘイトフル・エイト』(2015)などもあるが、あえて本作を選んだ理由は不明だ。もっとも同作にてサミュエルは、ベルリン国際映画祭銀熊賞(男優賞)に輝いているため、その快挙も相まっての選択なのかもしれない。
ちなみにタランティーノ作品にて、サミュエルが最も気に入っている役柄は、『ジャンゴ』のキャラクターだと過去に証言していた。サミュエルが同作にて演じていたのは、黒人たちをいびり倒す奴隷頭のスティーブンだ。
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Source: The Late Show with Stephen Colbert , Esquire