リナ・サワヤマ、『ジョン・ウィック』起用を後押ししてくれたキアヌに感謝 ─ 「素晴らしく、とても穏やかな人」

イギリスを拠点に活動する日本出身の音楽家・ミュージシャンのリナ・サワヤマが、『ジョン・ウィック』シリーズ最新作『John Wick: Chapter 4(原題)』出演に際して、主演のキアヌ・リーブスが起用を後押ししてくれたと米Varietyのインタビューで語った。
サワヤマは、1990年新潟県出身。4歳の時、父親の転勤に伴いロンドンに移住した。その後も現地での生活を続け、ケンブリッジ大学に入学。政治学を専攻する一方で、楽曲作りにも専心し、大学卒業後からアーティストとして本格的に活動をスタートさせた。「SUMMER SONIC 2022」でのパフォーマンスも大きな話題を呼び、2ndアルバム『Hold The Girl』がリリースされたところ。2023年1月には待望のジャパン・ツアーが開催決定している。
『John Wick: Chapter 4』が初の映画出演作となるサワヤマは「台本を読んだり、役柄に入り込んだりこれまで経験のないことをやってみるプロセスは大好きですが、スクリーン越しに自分自身を見るのはいつか慣れる日が来るのだろうかと思うほどです。ミュージックビデオでかっこよく見せることとあまりにも違いすぎて」と本心を明かす。しかし「試写を鑑賞したときは頭がおかしくなりそうだった」と興奮と戸惑いが抑えられない映画初出演は、主演のキアヌ・リーブスが大きな心の支えになってくれたよう。
「素晴らしくて、皆さんのご想像通りとても穏やかな人でした。私のために何かをしたとは決して言わないけれど、舞台裏では様々な形で私のことを気にかけてくれたんです。エグゼクティブプロデューサーの一人として私の起用を後押ししてくれていたと知った時は、どうにかなってしまいそうでした」と感謝とリスペクトの意を示した。

つい先日も一般人の結婚式にサプライズ参加するなど、神対応とも言える人柄の良さで話題を呼んできたキアヌだけに、サワヤマからの大絶賛も納得。新時代の歌姫がスクリーンにどんなバイブスをもたらしているのかも非常に気になるところだ。
編集作業も順調に進行中とのことで、製作過程もいよいよ大詰め。映画『John Wick: Chapter 4(原題)』は2023年3月24日に米国公開予定。
リナ・サワヤマの2nd Album『ホールド・ザ・ガール』は発売中。
Source:Variety