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『スカーフェイス』リメイク版、現代を反映した「タイムリーな」作品に

Scarface (1983) スカーフェイス
©Universal Pictures 写真:ゼータイメージ

ギャング映画『スカーフェイス』(1983)のリメイク版を手がけるルカ・グァダニーノ監督が、本作を現代にそぐう「かなりタイムリーな」作品に仕上げる意向を示している。

オリジナル版『スカーフェイス』は、ハワード・ホークス監督の『暗黒街の顔役』(1932)をブライアン・デ・パルマ監督がリメイクした作品。アル・パチーノ演じるキューバ移民の青年トニー・モンタナが、マイアミの暗黒街を死に物狂いでのしあがっていく姿が描かれた。リメイク版での物語に関する具体的な情報は、舞台がマイアミからロサンゼルスになること以外、明かされていない。こうした中、グァダニーノ監督は今回新たに『スカーフェイス』をリメイクする意図を米Varietyに語っている。

「ハワード・ホークスが手がけた最初の『スカーフェイス』では、禁酒法時代のことについて描かれていました。50年後、オリバー・ストーンとブライアン・デ・パルマが、ハワードのとは違う彼なりのビジョンを創り出しました。2つの作品はそれぞれ素晴らしい彫像として存在するものです。それから40年以上後に作られる私たちの作品は願わくば、(現代での)度を過ぎた行為や野心への欲望を表す例となるキャラクターを、価値を持たせながら反映できればと思います。かなりタイムリーなものになると思いますよ。

これまでに、『胸騒ぎのシチリア』(2015)『サスペリア』(2018)でリメイク作品を手がけてきたグァダニーノ監督。「私がリメイク作品しか作っていないと言う人々がいる」と世間からの声を認識した上で、グァダニーノ監督は過去の作品を再創造する意義を明かしている。「単にオリジナルの物語を見つけられないという怠けた理由ではなく、ある物語が私たちの時代に何を語るかということに目を向けているんです」。こうした確固たる信念を持つグァダニーノ監督が、本作でどのような再解釈を描くのか注目したいところだ。

リメイク版は、米ユニバーサル・ピクチャーズにて進行中。脚本には『ノーカントリー』(2007)などで知られているコーエン兄弟が就任している。

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Source: Variety

Writer

SAWADA
SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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