シュワちゃん76歳、肉体の衰えを実感する ─ 「毎日鏡の自分を見て最悪だと言っています」

ハリウッドのアクション俳優として長く活躍してきたアーノルド・シュワルツェネッガーはここ最近、肉体の衰えを感じるのだという。米ラジオ番組The Howard Stern Showで語っている。
シュワルツェネッガーといえば、1970年代までにボディビルダーとしてレジェンド記録を打ち立てた後、本格的にハリウッドに進出。『コナン・ザ・グレート』(1982)でのブレイクを機に、『ターミネーター』シリーズや『コマンドー』(1985)『プレデター』(1987)など立て続けにアクション映画に出演し、肉体派俳優として不動の人気を獲得した。
Instagramで筋トレの様子を度々シェアするなど、76歳になった現在も強靭な肉体を維持しているシュワルツェネッガー。本人はそう考えていないようで、「私は毎日鏡の自分を見て“うん、お前は最悪だ”と言って、笑っています」と番組で語っている。「この身体を見てくれ。昔は引き締まってとても力強かった胸筋を。今じゃ、ぶら下がっているだけじゃないか。一体何が起きているんだ、と」。
2019年の『ターミネーター:ニュー・フェイト』を最後に映画出演は見られないが、直近ではNetflixドラマ「FUBAR」(2023-)でキレキレのアクションも披露した。それでも、若かりし頃の肉体は過去の栄光。シュワルツェネッガーもこれを自覚しているようだ。
「かつては長年至高の肉体だと誉めそやされ、腹筋や胸筋にも血管が浮き出ていた。時計の針を50年先に進めて、そこに立つ自分にはそういったものはもう存在しないんです。」
2023年5月、シュワルツェネッガーはアクションへの知見から、Netflixのチーフ・アクション・オフィサーに就任。指導者としてアクション界への貢献に精を出している。ラジオ番組では、「子どもたちに、タフであること、外に出てスポーツをすること、勉強すること、もがくこと、こうした辛い経験を乗り越えてみることを教えましょう」と語り、次世代にエールを送った。
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Source:The Howard Stern Show(Via CNN)