3面マルチスクリーンのScreenXシアター、全世界200館突破 ─ 全方位立体サウンドスピーカーを順次導入、2019年末まで400館目指す

劇場内、左右の壁いっぱいにも広がる3面マルチスクリーンで、かつてない没入感と演出が楽しめるScreenXシアター数が、全世界200館に到達した。2019年2月13日(現地時間)、世界2位の興行会社シネワールドグループ(Cineworld Group plc)の劇場チェーン・リーガルシネマ(Regal Cinemas)と共に、アメリカ・テキサスにあるリーガル・ヒューストン・マルクE(Regal Houston Marq*E) 劇場にて新たなScreenXスクリーン(217席)をオープンさせたことによる。全世界17ヶ国での展開となる。
ScreenXとは、2012年にCJ CGVが世界初で開発した次世代型映画上映システム。2016年7月には中国CGV成都でのオープンと共に劇場数100館を突破していた。日本では、2017年夏にユナイテッド・シネマ アクアシティお台場にて初上陸。『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』 ScreenXが上映された。2018年冬は、石川県「シネマサンシャインかほく」、山口県「シネマサンシャイン下関」、福岡県「ユナイテッド・シネマ 福岡ももち」が続々とオープンし、すでに日本国内4劇場にて導入中。2019年末には全世界400館突破を目指しており、全世界の興行会社と協業を進めているという。
ScreenXの存在を広めたのは、新作映画はもちろん、人気アーティストのライブ映像など様々な映像コンテンツとのコラボレーションがあったという。2017年度から、ディズニー、ワーナー・ブラザース、20世紀FOXなど、ハリウッド配給会社との信頼関係を構築し、日本国内では『ボヘミアン・ラプソディ』ScreenX、『アクアマン 』といった大作映画のScreenX上映が実現。
また、CJ CGVは、ScreenX 200館突破をきっかけに、最適な環境を構築するためサウンド品質の強化を宣言。モバイル・ホームシアター・映画・車などの分野で最先端のオーディオ・ソリューションを追求するエクスペリコーポレーション(Xperi Corporation)のDTS社とパートナーシップを結び、2019年度から順次ScreenXシアター内部の壁面に360度全方位立体サウンドを具現するDTS:X ロー・プロファイル・スピーカー(Low Profile Speaker)を投入するという。270度の視界を超える映像体験に究極のサウンドシステムが加わることで、今までにない没入感が味わえる。
日本国内ScreenX上映劇場一覧:
【ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場】
【ユナイテッド・シネマ 福岡ももち】
http://www.unitedcinemas.jp/screenx/
【シネマサンシャインかほく】
http://www.cinemasunshine.co.jp/theater/kahoku/
【シネマサンシャイン下関】
http://www.cinemasunshine.co.jp/theater/shimonoseki/