バットマン「サンディエゴ・コミコン」で大イベント ─ コスチューム、小道具、バットモービルが集結

2019年7月18日–22日(現地時間)、米サンディエゴにて開催された、世界最大のポップカルチャーの祭典である「サンディエゴ・コミコン(Comic-Con International: San Diego 2019)」にて、本年80周年を迎えた「バットマン」に関するイベントが大々的に行われた。
2019年、コミック、テレビ、映画、ビデオゲームの分野における長年にわたるバットマンの偉大なる功績に対して、一年を通してセレブレーションが続いている。現地17日水曜の夜、400人以上のファン、セレブリティ、アーティストに囲まれて、“闇の騎士”は更なるお祝いモードに包まれた。

コミコン ミュージアム「キャラクターホール・オブ・フェーム」の殿堂入りを果たした“闇の騎士”バットマンに代わり式典に参加したジム・リー(DCPublisherandChiefCreativeOfficer/DCエンターテイメント共同発行人/アーティスト)は、「バットマンは、前進していくための強さと立ち直る力を持とうとする全ての人の中に生きている。それこそがスーパーパワーだ」とコメントした。

コミコン ミュージアムが2021年に正式にオープンを予定しているサンディエゴのバルボアパークで行われた“ブラック・カーペット”セレモニーイベントは、この“集会”のハイライトだった。そしてこれは、サンディエゴコミコン ミュージアムで展示される、バットマンのコスチューム、小道具、乗り物のコレクションが一同に集結する最大級のエキシビション“バットマン・エクスペリエンス(体験)と内覧会(スニーク・プレビュー)だったのだ。

ワンダーコンやサウス・バイ・サウスウェストで行われたイベント、ボーイズ・アンド・ガールズクラブ・オブ・アメリカとのパートナーシップ、さらに軍の支援活動に取り組む非営利団体、USO(United Service Organizations)の協力のもと実現した今年5月のクウェートへの歴史的訪問では、“タンブラー”バットモービルが5つの米軍基地に招致するなど、年間を通して様々なバットマンのセレブレーションが行われたが、この夜は、バットマンとバットマンの80年間にわたる遺産(レガシー)の最高潮となるものだった。
「バットマンは、世界中の誰とも繋がっている、すべての人々のためのヒーロー。だから彼は、コミックブック、カートゥーン、テレビ番組、玩具、ビデオゲーム、テーマ―パークの乗り物から記念スタンプまで、あらゆる領域で共鳴する。バットマンはどこにでもいるのです」とパム・リフォード(President of WarnerBros. Brands and Experiences)はコメントした。