『ヴェノム:ザ・ラストダンス』ヌル、スパイダーマンと対決の展開にアンディ・サーキスが言及

『ヴェノム:ザ・ラストダンス』では、ソニー・ピクチャーズのユニバースにとってのラスボス的ヴィランとなりうる「ヌル」が初登場を果たした。ヌルはヴェノムらシンビオートの創造主であり、原初の宇宙より存在した闇の邪神。ヌルは『ザ・ラストダンス』で初めて姿を見せ、映画では彼がこれから地球に襲来する展開が示唆された。
ヌルの声を演じたのは、前作『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』でも監督を務めたアンディ・サーキス。モーションキャプチャー演技の第一人者であり、『スター・ウォーズ』最高指導者スノーク役など、恐ろしいキャラクターの演技に定評がある。
サーキスは米ScreenRantに対し、ヌルを演じることになった舞台裏エピソードを披露。何でも、役のオファーは土壇場で行われていたそうだ。「実は、最後の方になってギリギリで“来れますか?”という感じだったんです。“ヌルの声をやっていただけますか?”ってね。そういうわけで参加して、収録を行いました」。
ヴェノムとヌルの直接対決は今後描かれると見られ、マーベル・シネマティック・ユニバースにおけるサノスのような強敵になる可能性も。サーキスもそのことをしっかりと意識しているようだ。「“これは続くかもしれなくて……彼はとても大事なキャラクターなので”という話が出てきてね。私もそのことはわかっていたので、どうなるか様子見って感じですね」。
ヌル役での今後の予定について「とても面白そうですね。本当に何も知らないんです」としつつ、再演に前向きな姿勢を見せたサーキス。スパイダーマンと対決の可能性について尋ねられると、「いいですよ!」と意欲を示した。
原作コミックでヌルは、アベンジャーズをはじめとする最強ヒーローたちが総出でかかっても倒せないほどの強力なヴィランだったので、映画でもヴェノムほかヴィランやヒーローたちが集結することになるかもしれない。2026年公開とされる『スパイダーマン4』で、ヌルにまつわる何かが描かれるかも?
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Source:ScreenRant