「セサミストリート」実写ミュージカル映画版、2021年1月15日に米公開決定 ─ アン・ハサウェイ主演との報道

2020年3月4日追記:米公開日が2022年1月14日に改められた。
世界中で愛される同名の子ども向けテレビ番組を実写化する、映画『セサミストリート(仮題)』が2021年1月15日に米国で公開されることがわかった。米Deadlineが報じている。
ワーナー・ブラザースが企画する、今回の実写映画版『セサミストリート』はミュージカル作品として製作される予定。「セサミストリート」は1985年に『Sesame Street Presents: Follow That Bird(原題)』、1999年に『エルモと毛布の大冒険』という2本の映画版が公開された。前者はミュージカル・ロードコメディ映画だったため、本作の「実写+ミュージカル」というコンセプトは今回で2度目となる。
主演を務めると報じられているのは、『オーシャンズ8』(2018)や『マイ・インターン』(2015)のアン・ハサウェイ。本作のストーリーなど詳細は不明だが、『レ・ミゼラブル』(2012)でアカデミー助演女優賞など複数の映画賞に輝いた経歴の持ち主ゆえ、まずは納得のキャスティングといえそうだ。
なおハサウェイは本作のほか、同じくワーナー製作で、ロアルド・ダールの同名児童文学をロバート・ゼメキス監督が映画化する『魔女がいっぱい(邦題未定、原題:The Witches)』でも主演を務めることが決まっている。それぞれ大きく毛色の異なる作品となりそうだが、女優アン・ハサウェイの振れ幅の広さに期待したい。

実写映画版『セサミストリート』で監督を務めるのは、米国のコメディドラマ「Portlandia」(2011-2018)で脚本・監督・製作・出演を兼任した異才ジョナサン・クリゼル。脚本はNetflixドラマ「アメリカを荒らす者たち」(2017-2018)のマイク・ロソリオが初稿を執筆し、映画『キングス・オブ・サマー』(2013)のクリス・ギャレッタがリライトを務めた。
プロデュースを担当するのは、映画『メッセージ』(2016)やドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」(2016-)のショーン・レヴィ。『オーシャンズ8』のジェシー・アーマン、「セサミストリート」の権利を保有するセサミ・ワークショップも企画に携わるという。
実写映画版『セサミストリート(仮題)』の撮影・公開時期は未定。
Source: Deadline