『セックスと嘘とビデオテープ』続編は30年後の姉妹を描く物語、アンディ・マクダウェル&ローラ・サン・ジャコモが再演へ

スティーブン・ソダーバーグ監督の初監督作『セックスと嘘とビデオテープ』(1989年)の続編企画が着実に進行しているようだ。この度、アンディ・マクダウェル、ローラ・サン・ジャコモが再演することが判明した。米Filmmaker Magazineのインタビューにて、監督本人が明かしている。
『セックスと嘘とビデオテープ』は、アン(アンディ・マクダウェル)とジョン(ピーター・ギャラガー)という、一見理想的に見える夫婦に隠されていた嘘が、夫の友人(ジェームズ・スペイダー)が訪ねてきたことから暴かれていく物語。ローラ・サン・ジャコモはアンの妹で、ジョンの浮気相手役を演じていた。
スティーブン・ソダーバーグは初監督作にして同作で、カンヌ国際映画祭のパルム・ドール(最高賞)に史上最年少で輝き、ジェームズ・スペイダーは主演男優賞を受賞した。世界中で高く評価を受けた本作が30年越しに復活する訳だが、今になって続編を製作しようと思い立った理由は何だったのだろうか。
「『セックスと嘘とビデオテープ』について考えた時、30年後の姉妹の姿を捉えた映画を見てみたいと思ったのです」と監督は語っている。「一人は、前作での自身の年齢と同じぐらいの子供がいます。アンディ(・マクダウェル)、ローラ(・サン・ジャコモ)の両方とも再演することに同意して頂きました」。
Source:Filmmaker Magazine , Variety