『シャザム!』監督、新型コロナで自主隔離中に自宅でホラー映画を撮って公開

『ライト/オフ』(2016)『シャザム!』(2019)のデヴィッド・F・サンドバーグ監督による新作短編ホラー映画『Shadowed(原題)』が公開された。
本作は、新型コロナウイルス(COVID-19)対策の自主隔離下で、サンドバーグ監督と妻で女優のロッタ・ロステンが「家で缶詰にされて、他にすることがなかった」との理由から共同製作した約3分の短編。『ライト/オフ』の姉妹編のような作品として位置づけられており、「大音量で、真っ暗な中で観てください」と呼び掛けている。
そんな本作は、タイトルの通り実体のない「影」に襲われる恐怖を描く物語。妻ロステン演じる主人公がベッドで読書していたところ、突然大きな物音が鳴り響き、部屋の明かりも消えてしまう。動揺を隠せずにいる主人公が、懐中電灯を手に、慌てて周りを見渡すと、浮かび上がるはずのない花瓶の影や、椅子に寄りかかる得体の知れない人影が姿を現した。そして、さらなる“恐怖の現象”が次々と主人公に襲いかかる……。
Twitterで気になる“影”の演出方法について尋ねられたサンドバーグ監督は、「Adobe After EffectsやBlenderを使いました」と丁寧に応じている。また、撮影にはポケットサイズの4Kカメラを採用したとも答えており、今後も製作過程については監督自身のTwitterで順次紹介されていくようだ。もしも気になることがあれば、直接Twitterで聞いてみる手も……?
After Effects and Blender. I’ll put together a behind the scenes soon. https://t.co/fG616Q5vuv
— David F. Sandberg (@ponysmasher) April 2, 2020
なお、『ライト/オフ』の基になった短編版『Lights Out(原題)』も無料公開されているので、そちらもあわせてチェックしてほしい。
Source: David F. Sandberg(1, 2, 3)