Menu
(0)

Search

『シャン・チー』予告編に『スパイダーマン』でバク宙頼んだ屋台のアイツが再登場していると話題に

シャン・チー/テン・リングスの伝説
©Marvel Studios 2021

マーベル最新作『シャン・チー/テン・リングスの伝説』公開されたばかりの予告編に、さっそく興味深いイースターエッグ(小ネタ)が発見されている。

イースターエッグが見られるのは、予告編映像の1:33あたり。バスの中でシャン・チー(シム・リウ)がアクロバティックなアクションを披露した後、ケイティ(オークワフィナ)が「何者なの?」と驚く左奥で席に座っている、メガネの男性だ。

この姿を見ただけでピンときたなら、あなたは相当のMCUファンのはずだ。この男性は、2017年の『スパイダーマン:ホームカミング』に登場していたモブ・キャラクター。ニューヨークの路上の屋台(ストリート・ベンダー)で働いていたところ、ビルの屋上にスパイダーマンを見つけて「おーい!アンタYouTubeのスパイダー野郎だろ?」「バク宙してくれよ!」と叫んでいた男性だ。

ほぼエキストラと言ったほうが正しいこの屋台の男を演じたのはザック・チェリー。彼はその後、「僕がスパイダーマンにバク宙を頼んだら、スパイダーマンはバク宙をしてくれた。だから事実上僕は劇中でスパイダーマンのボスだったってわけ」として、自身のスピンオフ映画『ストリート・ベンダー』を勝手に発表するため、ニューヨーク・コミコンの会場に乗り込んでいる。会場ではハーレイ・ジョエル・オスメントら著名人に直撃して、最終的にはテレビ番組『ザ・レイト・ショー』でいっちょ前の予告編映像まで披露した、ファンの間では少し知られた存在なのである。

そんな屋台の男が、さりげなく『シャン・チー』にも再登場しているわけだが、この映画の舞台はサンフランシスコ。屋台の男がたまたまニューヨークを離れてサンフランシスコを訪れていたのか、はたまた別人の設定であるか、あるいはそんなことまで考えられていないのかは定かではないが、ともかくこの男がザック・チェリーであることは間違いないようだ。チェリー本人もTwitterで「違くはないよ」とウインクの絵文字を添えている。もしも屋台の男と同一の設定であるなら、「スパイダーマンのバク宙」よりも激しいシャン・チーのアクロバット格闘を間近で見られて、良い記念になったのかも。

MCU初のアジア系ヒーローの誕生を描く『シャン・チー/テン・リングスの伝説』は、2021年9月3日に全国公開。なお、タイトルの「テン・リングス」とは、過去に『アイアンマン』シリーズや『アントマン』(2015)にも登場していた犯罪組織の名前。本作では、これまで深く描かれることのなかったテン・リングスの謎も明かされることになるという。

前回までの「屋台の男」は…

Writer

アバター画像
THE RIVER編集部THE RIVER

THE RIVER編集部スタッフが選りすぐりの情報をお届けします。お問い合わせは info@theriver.jp まで。

Ranking

Daily

Weekly

Monthly