マーベルの新ヒーロー「シャン・チー」の強さはアイアンマン超え? ─ 演じるシム・リウが並々ならぬ自信

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)初のアジア系ヒーローが登場する映画『シャンチー・アンド・レジェンド・オブ・テンリングス(原題:Shang-Chi and the Legend of the Ten Rings)』。「マスター・オブ・カンフー」とも呼ばれるヒーロー、シャン・チーの強さは未知数だが、演じるシム・リウによればアイアンマンやハルクなど、これまでのMCUで活躍してきたスーパーヒーローたちをも上回る強さを誇るという。
伝説のカンフースター、ブルース・リーをモデルに生み出されたシャン・チーは、冒頭の通り「マスター・オブ・カンフー」の異名を持ち、ヌンチャクなどの武器を駆使しながら戦う武闘家ヒーローだ。初の実写化となるシャン・チーが、MCUでいかに登場するのか、そしてどれほどの力を秘めているのかは、公開を楽しみに待つファンの気になるところだろう。
このたびカナダのメディアToronto Lifeのインタビューに応じたリウが、シャン・チーの力量をとある方法で一足早く教えてくれている。アイアンマン/トニー・スターク、ハルク/ブルース・バナー、そしてブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフ。この3人のMCUのヒーローたちと、シャン・チーが戦って勝つのはどっちか?という質問に答えてくれているのだ。三者三様であれ、いずれも「アベンジャーズ」の主要メンバーとして数々の激闘を乗り越えてきたヒーローたちに、シャン・チーは太刀打ちできるだろうか。
このマーベルヒーロー同士の戦いに、リウは「僕が勝ちます!シャン・チーです」と即答。続けて、リウはこう続ける。「ファンとして何時間も語れますけど、今じゃ僕も個人的に関わっていますから。彼らと戦うことも考えなければいけません。シャン・チーは確実にパンチを食らわせられますね」。アイアンマンのような鋼鉄アーマーを纏った相手でさえ、“パンチを食らわす”ことが出来るとは、どれほどのパワーなのだろう…。
並々ならぬ自信を見せるリウは、「彼の他のスキルやパワーについては、お待ち下さい」とも話し、その強さが拳だけに留まらないことを予告している。シャン・チーとアイアンマンらの対決が見られるのかはさておき、まずは映画『シャンチー・アンド・レジェンド・オブ・テンリングス』でお手並み拝見といったところだろう。ちなみに、シャン・チーを演じるリウは以前、自身のInstagramで華麗なヌンチャクさばきを披露していた。
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リウのほか本作の出演者には、テロ組織テン・リングスの首領マンダリン役を『インファナル・アフェア』『レッド・クリフ』シリーズのトニー・レオンが演じるほか、『クレイジー・リッチ!』(2018)『ジュマンジ/ネクスト・レベル』(2019)のオークワフィナ、「スター・トレック:ディスカバリー」(2017-)のミシェル・ヨー、コメディアンのロニー・チェンが参加している。監督は『ショート・ターム』(2013)『黒い司法 0%からの奇跡』(2019)のデスティン・ダニエル・クレットン、脚本は『GODZILLA ゴジラ』(2014)などのデイヴ・キャラハムが務める。
映画『シャン・チー&ザ・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス(原題)』は2021年7月9日(金)に日本公開予定。
Source: Toronto Life