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【ネタバレ】『シャン・チー』にカメオ登場した『ブラック・ウィドウ』のキャラクターとは

シャン・チー/テン・リングスの伝説
©Marvel Studios 2021

この記事には、『ブラック・ウィドウ』『シャン・チー/テン・リングスの伝説』のネタバレが含まれています。

シャン・チー/テン・リングスの伝説
©Marvel Studios 2021

『ブラック・ウィドウ』のキャラクターの『シャン・チー』カメオ登場について、ヒントを与えていたマーベル・スタジオの投稿は以下の通り。「ウィドウズのひとりを演じたジェイド・ウーは中国出身で、世界武術選手権大会で何度もチャンピオンになった方です。彼女はもしかしたら、今後のマーベル映画にちょっとしたカメオを見せるかもしれません」。

ウィドウズとは、ロシアのスパイ組織“レッドルーム”で戦士として洗脳・育成された女性暗殺者集団のこと。黒幕のドレイコフによって操られていたものの、最後にはナターシャ/ブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)とエレーナ(フローレンス・ピュー)によって洗脳を解かれ、自由の身になった。エレーナに連れられて崩壊したレッドルームを後にした“ウィドウズ”のその後は分かっていない。

このウィドウズのひとりとして出演していたのが、上述のジェイド・ウーだ。近いうちに再登場することが予告されていたわけだが、これがさっそく『シャン・チー』で叶うこととなった。ジェイドが登場したのは、シャン・チーが妹シャーリンを探しに訪れたマカオでのシークエンスである。絵葉書に記されていた住所へと向かい、エレベーターを上がったシャン・チーとケイティ。2人の前に現れたのは、「ザ・ゴールデン・ダガー」と呼ばれる闘技場だった。

ジョン・ジョンという男にファイトクラブを案内をされていったシャン・チーたちは至るところで繰り広げられる決闘に目が釘付け。道着の男をラクラクと持ち上げ、壁に叩きつけていた力士なんかは目を引いたはずだが、同じくらい注目を集めたファイターがもうひとりいた。ジョン・ジョンが「ヘレン」と呼んでいた女戦士である。

この「ヘレン」と呼ばれる女戦士こそ、マーベル・スタジオによってカメオが予告されていたジェイド・ウー演じるウィドウズだったのだ。金箔のようなものを纏った屈強な男相手に刃物を鋭く投げつけ、圧倒する姿が印象的であった。2021年9月3日の米公開にあわせて米Marvel Entertainmentより投稿されたクリップ映像にもしっかりと映っている。

ヘレンの登場はわずかであったが、興味深いのは『ブラック・ウィドウ』後にウィドウズのひとりが辿った“その後”がこのシーンで判明したということ。同作での出来事ののち、ヘレンは単身マカオに行き、シャーリンが運営していたファイトクラブに身を置いていたようだが、ウィドウズだった元暗殺者はそれぞれ自分の道を進んだということなのだろう。

このカメオ登場がMCUの今後の展開を示唆するものなのかどうかは定かでない。しかし、ウィドウズの1人であったエレーナは、2021年11月にディズニープラス(Disney+)で配信開始のドラマ「ホークアイ(原題:Hawkeye)」で再登場することが判明済みだ。もしかすると、ヘレン以外のウィドウズたちの行方も同作で分かるかもしれない。

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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