『シャン・チー』ウォン役が出演への想い語る ─「アジア人、アッセンブル」「トニー・レオンはアイドル」

香港系の英国俳優であるベネディクト・ウォンは、『ドクター・ストレンジ』(2016)をはじめ、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)にてドクター・ストレンジの相棒、ウォンとしてマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品に参加してきた。このたびウォンは、『シャン・チー/テン・リングスの伝説』に出演した想いを語っている。
かねてからウォンはマーベルコミックのファンだったため、『ドクター・ストレンジ』への出演が決まった際には有頂天な気分になったのだという。そんなウォンは米取材(Cinema Blend経由)にて、『シャン・チー』への出演が決まったことも同様に特別なことだったと伝えている。「『シャン・チー』が実現すると知ったとき、本当に嬉しかったんです。ただ、そこに自分が誘われていないことにも少し落胆したんですけど、そんなとき、(マーベル・スタジオから)電話がかかってきて、“やった!”と嬉しくなりました」。MCUとしてはじめてアジアン・ヒーローを描くことになった本作。アジア系俳優としてこれ以上に喜ばしいことはなかったということだろう。
『シャン・チー』には、『グリーン・デスティニー』(2000)ミシェル・ヨー、『フェアウェル』(2019)オークワフィナ、そして『花様年華』(2000)『インファナル・アフェア』(2002)などのトニー・レオンまでキャスティングされている。ウォンは、アジアを代表する憧れの俳優たちと共演できることにも感激していたようだ。「アジアの素晴らしい俳優たち仕事を共にできることが何よりも嬉しかったです。彼ら全員の大ファンで、僕にとってトニー・レオンはアイドルです」。米Colliderのインタビューでもまた、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の名台詞にちなみ豪華俳優陣集結の喜びを語っていた。「アジア人、アッセンブル」。
ちなみにウォンは現在公開されている予告編にて、その姿を確認することがすでに可能。アボミネーションを相手に、光の魔法陣で対抗しているのがウォンである。
『シャン・チー/テン・リングスの伝説』は、2021年9月3日に公開予定。
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Source: Cinema Blend , Collider