上海ディズニーランド、約3ヶ月半ぶりに営業再開 ─ 体温検査やソーシャルディスタンスなど徹底
2020年5月11日(現地時間)、一時休園中とされていた上海ディズニーランドの営業が再開された。入場者の新型コロナウイルスへの感染を防止するため、社会距離拡大戦略(Social Distacing)に基づいた厳格な運営体制がとられるという。
上海ディズニーランドは、世界のディズニー・テーマパークの中で最も早い2020年1月24日に一時閉鎖の措置を講じていた。約3ヶ月半ぶりとなる営業再開に際して、上海ディズニーリゾートは、新型コロナウイルスへの感染防止を目的とする規約を発表。チケット販売は店頭では行われず、オンラインのみでの販売になる。入場制限もかけられ、米Deadlineによれば80,000人の収容人数の30%である24,000人が入園人数の上限になるという。
パーク内では感染拡大のための対策が講じられており、ゲストは入場後も定められた規約に従う必要がある。入場時には体温検査を実施。パーク内では、ゲスト同士の間隔を空けるための立ち位置を記した目印が導入され、各所にアルコール消毒液が設置されている。また、アトラクションへの乗車時も、席の間隔は1つずつ空けることが義務付けられた。
New China TVによる案内ツアー動画では、このようなルールが反映されたパーク内の様子を見ることができる。映像の中では、上海ディズニーランドの運営を管轄するアンドリュー・ボルスタイン氏が、自ら園内を巡りながら、社会距離拡大戦略にのっとった対策を説明。そのほか規約の詳細は上海ディズニーリゾートのプレスリリースで確認することが可能だ。
ちなみに米The Hollywood Reporterによると、中国国内の映画館や博物館含むエンターテインメント施設の営業再開時期は、2020年6月上旬が見込まれているという。
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Sources: Shanghai Disney Resort, Deadline, The Hollywood Reporter