『シャザム!』続編、悪役にヘレン・ミレン決定 ─ スタミナの神アトラスの娘へスペラ役

2019年公開のDC映画『シャザム!』の続編『Shazam!: Fury of the Gods(原題)』の悪役に、『クィーン』(2006)や『ワイルド・スピード』シリーズなどで知られる名女優ヘレン・ミレンが決定した。米Deadlineなどが報じている。
本作の主人公シャザムは、「S」=ソロモンの知力、「H」=ヘラクラスの強さ、「A」=アトラスのスタミナ、「Z」=ゼウスのパワー、「A」=アキレスの勇気、「M」=マーキュリーの飛行力、6つのスーパーパワーを持ち合わせるスーパーヒーロー。このたび悪役での出演が決定したヘレンは、スタミナの神アトラスの娘へスペラを演じる。
米The Hollywood Reporterによれば、へスペラは、2021年2月下旬に出演が発表された19歳の若手女優レイチェル・ゼグラーの演じるキャラクターと姉妹という設定とのこと。もっとも、ミレンとセグラーの年齢差を考えると、一捻り加えられた展開が待っていそうだ。
続編には、主演のザッカリー・リーヴァイやシャザムの変身前の少年ビリー・バットソン役アッシャー・エンジェルをはじめ、フレディ役のジャック・ディラン・グレイザー、フェイス・ハーマン、アダム・ブロディなどが前作から続投する予定。監督は、デヴィッド・F・サンドバーグが、脚本はヘンリー・ゲイデンが前作に引き続き務める。撮影は2021年5月より開始の見込みだ。
映画『Shazam!: Fury of the Gods(原題)』は2022年11月4日に米国公開予定。