Menu
(0)

Search

【ネタバレ】「シー・ハルク」第6話、ミスター・イモータルって何者? ─ コミックではホークアイとも関係

シー・ハルク:ザ・アトーニー
(c) 2022 Marvel

この記事には、「シー・ハルク:ザ・アトーニー」第6話『ただのジェン』のネタバレが含まれています。

シー・ハルク:ザ・アトーニー
(c) 2022 Marvel

不死身の男、ミスター・イモータル

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)「シー・ハルク」第6話『ただのジェン』には、かねてより期待されていたデアデビル……は登場せず。物語はジェニファー・ウォルターズが友人のブライドメイドを務めるストーリーと、弁護士事務所GLK&Hのマロリー・ブックのもとに、クレイグ・ホレスこと“ミスター・イモータル”が離婚訴訟の相談に訪れるストーリーが描かれた。

「マンダロリアン シーズン3」「アソーカ」解説

ミスター・イモータルは、ウマの合わない妻と別れるために「車道に飛び込んで解決する」と語る。「私は不死身だから死なない」「死ぬと言っても一瞬だ」と、いまいち理解し難い説明を続けるホレス。これに対して「相手と向き合う方法を知らないんだ」などと批判するニッキとマロリーが口論を始めると、ホレスは突然立ち上がって窓ガラスにダイブ。路上のパトカーの上に落下したかと思えば、身体をポキポキ鳴らしながら、何事もなかったのように立ち上がった。

「シー・ハルク」劇中で描かれたように、ミスター・イモータルはその名の通り不死身の存在だ。コミックではもっと若く、不死の能力を持つが体力は人並みという皮肉な設定を持つ。「不死身」と聞いて想像する悪魔的なイメージを逆手に取ったようなキャラクターだ。

コミックでミスター・イモータルは、地元ウィスコンシン州で「グレート・レイクス・アベンジャーズ」なるヒーローチームを結成する。アベンジャーズと謳っているものの、これは非公式によるものだ。ミスター・イモータルはこのリーダーを務めた。他メンバーには、体の脂肪を操れるビッグ・バーサ、自分の体そのものがテレポート装置になるドアマン、体を平にしたり伸縮したりできるミュータントのフラットマンなどがいる。

このチームが勝手にアベンジャーズの名をかたって活動していることを知ったホークアイモッキンバードが、ウィスコンシン州に渡って視察を行うという展開もある。彼らが一応はヒーロー活動に勤しんでいると理解したホークアイとモッキンバードは、訓練のため協力までしている。

超人専門の弁護士を描く「シー・ハルク」では、ミスター・イモータルのようなスーパーパワー(?)を持つ存在が街にちらほら存在し始めていることを認めている。仮に今後、、MCUにスーパーパワーを持つアマチュアたちが登場するようになった場合、コミックに倣ってミスター・イモータルが独自のチームを結成することがあるかもしれない。

実際のところ、ニューヨークのヘルズキッチンで密かに活動するデアデビルがMCUへ合流したり、人々の記憶から失われたスパイダーマンがニューヨークで秘密のヒーロー活動を再開したり、まだ小規模な戦いしか経験していないミズ・マーベルが登場したりと、MCUにはストリート・レベルのローカルヒーローたちが現れ始めている。宇宙規模や魔界での壮大な戦いを繰り広げるヒーローたちがいる傍ら、全国各地を護るヒーローやチームがいるという構図も面白い。

「シー・ハルク:ザ・アトーニー」はディズニープラスにて独占配信中。

Writer

アバター画像
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

Ranking

Daily

Weekly

Monthly