「シー・ハルク」の時系列、『シャン・チー』の後だと判明

あまたの作品が絡まり合うマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)では、それぞれの作品ごとに時系列が微妙に異なっている。「ワンダヴィジョン」(2020)から『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(2022)へ物語が繋がったかと思えば、「ロキ」(2021)の時制は『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)から『アベンジャーズ』(2012)まで遡った上に分岐した。それでは、ドラマ「シー・ハルク:ザ・アトーニー」の場合はどうなのだろうか?
これまでに公開された予告編やプロモ映像で、「シー・ハルク」のタイムラインを示唆する情報はいくつかあった。たとえば、ハルク/ブルース・バナーは『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)で負った怪我の治療のために腕をスリングで吊っていて、その姿は『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(2021)のミッドクレジットシーンに登場した時と同じだ。
また、本作には『シャン・チー』にも姿を見せたアボミネーション/エミル・ブロンスキーと、ソーサラー・スプリームに昇格したウォンも登場することがわかっている。ということは、「シー・ハルク」の時系列は『シャン・チー』に近いのだろうか?
脚本・製作総指揮を務めるジェシカ・ガオは、米TV Lineの取材で本作のタイムラインについて問われると「『シャン・チー』の後です」と回答。第2話のラストで時系列が明確になることを明かしつつ、「(『シャン・チー』から)何年も後というわけではありません。比較的すぐ後です」と付け加えた。もしかしたらウォンやアボミネーションだけでなく、シャン・チーやケイティの登場もあり得るかもしれない……?
ちなみにガオは、「シー・ハルク」で再登場するアボミネーションが『シャン・チー』で先行復活した理由も明かしていた。物語がどう繋がるのかもMCUの見どころのひとつだ。
ドラマ「シー・ハルク:ザ・アトーニー」は、2022年8月18日(木)16時よりディズニープラスにて独占配信開始。
Source: TV Line