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「シー・ハルク」、ブルース・バナーのセリフがきっかけでタイトルが変更されていた

シー・ハルク:ザ・アトーニー
(c) 2022 Marvel

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の新作ドラマ「シー・ハルク:ザ・アトーニー(原題:She-Hulk: Attorney at Law) 」は、もともと以下ロゴ画像が示すように、単に「She-Hulk」というタイトルだった。しかし、劇中で主人公ジェニファー・ウォルターズの従兄弟であるハルク/ブルース・バナーが発したセリフをきっかけに、現在のように改題されたのだという。

マーベル

「シー・ハルク」は優秀な弁護士であるジェニファー・ウォルターズが、ある事故をきっかけに突然“ハルクのパワー”を得たことで、シー・ハルクとしてヒーローやヴィランの「超人専門弁護士」となり活躍する姿が描かれる。

豪版Lifehackerのインタビューに、脚本を手がけるジェシカ・ガオが登場し、もともと番組のタイトルはシンプルにスーパーヒーローの名前を冠した「シー・ハルク」になる予定だったが、途中で変更になった理由を明かしている。

「劇中でブルースが、“シー・ハルク・アトーニー・アット・ロウ(She-Hulk attorney at law:弁護士のシー・ハルク)か。いい響きだな”というセリフがあるんですね。ある日、私たちがカットを見ていると、そのシーンになった時にケヴィンが、“これは最高のタイトルだな。ドラマのタイトルにしたら良いんじゃないか”と言ったんです。ケヴィン・ファイギが黄金の舌で話せば、それが基準となるんです。そうやって決まったんですよ。

まさにマーベル・スタジオ社長による“鶴の一声”で、瞬く間にタイトルが変更になったようだ。2020年にファイギは 米ディズニーの投資家向けイベント「Disney Investor Day」で、「この番組は2メートルを遥かに超える長身にもかかわらず、世渡りしながら社会人として認められようとする女性についてのシリーズです」と説明していた。ファイギは、シー・ハルクを単にスーパーヒーローとしてだけでなく、“超人弁護士”として活躍する姿にも大きく焦点を当てたいと考えていた模様。“アトーニー(弁護士)”という言葉が入った「シー・ハルク:ザ・アトーニー」は、実に的を得たタイトルだったのではないだろうか。

「シー・ハルク:ザ・アトーニー」は、ディズニープラスで毎週木曜日に新エピソードが配信。

Source:Lifehacker

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。

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