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『ボーダーライン』テイラー・シェリダンの新作が決定 ─ 史上最強の部族を描く歴史小説を映像化

『ボーダーライン』(2015)や『ウインドリバー』(2017)、人気ドラマ「イエローストーン」シリーズなどで知られるテイラー・シェリダンが、S・C・グウィン著の歴史大作『史上最強のインディアン コマンチ族の興亡 最後の英雄クアナ・パーカーの生涯(原題:Empire of the Summer Moon: Quanah Parker and the Rise and Fall of the Comanches, the Most Powerful Indian Tribe in American History)』(青土社)の映像化に挑むことがわかった。米Deadlineが報じている。

『史上最強のインディアン コマンチ族の興亡 最後の英雄クアナ・パーカーの生涯』は、アメリカ西部を支配しようとするコマンチ族と白人入植者の約40年にわたる闘争を描いた歴史大作。クアナ・パーカーは、コマンチ族の最も偉大な首長とされている。

本作の映像化をめぐっては激しい入札合戦が繰り広げられ、最終的にシェリダンの製作会社Bosque Ranchが落札。シェリダンが脚本・監督を担当し、彼とジェニー・ウッドがプロデュースする。シェリダンはワーナー・ブラザーズにて映像化の話が持ち上がった時から、長年この企画に情熱を注いできたという。

シェリダンといえば、「イエローストーン」シリーズなど多くの作品で先住民族問題を取り上げ、アメリカの歴史・文化の複雑な側面にスポットを当ててきた人物。彼が『史上最強のインディアン コマンチ族の興亡』の映像化を手がけることについて、原作者のS・C・グウィンは次のように喜びを語っている。

「『史上最強のインディアン コマンチ族の興亡』を映像化するのに、テイラー・シェリダン以上の適任者はいません。彼は旧西部の歴史と現実の両方を深く、ニュアンス豊かに理解しています。彼がこのプロジェクトを引き受けてくれることに感激しています。」

なお本作が長編映画になるのか、ドラマシリーズになるのかは現時点で不明。さらなる続報を待ちたい。

Source:Deadline

Writer

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KyokoKyoko Okajima

アメリカ留学、大手動画配信サービスの社員を経て、ライターに転身。海外ドラマが大好きで、永遠のNo.1は『ブレイキング・バッド』と『ベター・コール・ソウル』。

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