『シャーロック・ホームズ』第3作、現時点では「後回し」に

ロバート・ダウニー・Jr.とジュード・ロウ主演の人気シリーズ『シャーロック・ホームズ』は、どうやら現在企画が「後回し」になっているようだ。

映画『シャーロック・ホームズ』シリーズは2009年に第1作、2011年に第2作が公開され、第3作（タイトル未定）は2021年12月の米国公開を目指して企画が進行中と伝えられていた。監督は前2作のガイ・リッチーから『ロケットマン』（2019）のデクスター・フレッチャーに交代となっている。

この度フレッチャー監督がPodcast番組に出演して話したところによると、『シャーロック・ホームズ』第3弾は「世間の情勢がどうなるか分かるまで、現時点では後回しになっています」という状況だという。

『シャーロック・ホームズ』は、主演　のロバート・ダウニー・Jr.がスピンオフ作品の製作など、「ユニバース化」とも言える展開を示唆していた。ところがコロナ禍によって、こうした未来ももうしばらくの間お預けにとなったようだ。2021年12月と伝えられる第3作の米公開の予定も予断を許さない。

なおフレッチャー監督は、他にも『セイント』（1997）リブート版の仕事も抱えている。オリジナル版はヴァル・キルマー主演の怪盗モノだ。監督はこちらについても、『シャーロック・ホームズ』と同じくコロナ禍による問題を抱えていると認めている。例えば、大人数での製作をどうすべきか、俳優のラブシーンはどうすればいいのか、と悩まされているというのだ。

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Source:Celebrity Catch Up