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祝・ベネディクト・カンバーバッチMCU参戦!今さら聞けないドラマ『SHERLOCK(シャーロック)』のススメ

今冬公開予定のマーベル・シネマティック・ユニバースのフェイズ3作品『Dr.ストレンジ』。主役のDr.ストレンジは、原作であるマーベルコミックスの世界では超重要キャラであり、ヒーローとしても「ソーサラー・シュプリーム(最高位の魔術師)」としてトップクラスの実力者でもあります。

https://theriver.jp/dr-strange/

ただでさえ、MCUにDr.ストレンジ参戦と聞いてアメコミ映画ファンはテンションがガン上がったわけなのですが、なんとそのDr.ストレンジ役として、ベネディクト・カンバーバッジがクレジットされると発表された際には、アメコミ映画ファンのみならず、全世界の腐女子も嬉しい悲鳴を上げたのではないでしょうか。

また、現在大ヒット公開中の『シビルウォー:キャプテンアメリカ』にて、国務省の職員エベレット・ロスという新キャラが登場しましたね。新キャラのくせにキャプテンに嫌味言ったり、捕えたバッキーを楽しそうにいびったりしてましたが、演じるのはマーティン・フリーマン。彼もまた『ホビット』三部作のビルボ・バギンス役としてすっかりお馴染みになりました。

二人とも、4,5年前まではイギリス本国でこそ俳優として着実なキャリアを積んではいましたが、世界的に名の知れたスターというわけではありませんでした。それが、今じゃ知らない映画ファンはいないという存在にまでなり得たのは、ひとえに2010年に第1シーズンが放映されたイギリス国営放送(BBC)制作のドラマ『SHERLOCK(シャーロック)』の大ヒットのおかげだということは、周知の事実だと思います。

現在第3シーズンまで公開、ソフト化されているこのドラマについて、テーマの新しさや、キャストのはまりっぷりについては、いちいちここで書き連ねなくても微細に渡り紹介しているメディアがいくらでもあるので割愛しますが、「タイトルはもちろん知っているし、キャストもよく知ってるけど、まだ見たことない」という方のために、3シーズン、全9話の中から、特に筆者おすすめのエピソードを3つご紹介します。

この一連のドラマは1話が90分と、1本の映画並みのボリュームがあります。さらに、熱烈なファンに怒られそうですが私見を申せば、このシリーズは、見る側にある程度の『シャーロック・ホームズ』リテラシーが必要であるということ、エピソードごとの脚本のクオリティにバラつきがあるという2点のハードルが存在すると思います(演技と映像は9話全て素晴らしいです)。
特に前者、コナン・ドイル原作の『シャーロック・ホームズ』を読んだことがない、特に思い入れがない、という人にとっては作中に散りばめられた原作オマージュも効果が薄く、一般的なミステリードラマとは異なる主人公の推理ロジックや、脚本家によるプロット詰め過ぎからの物語の破綻気味展開に置いてけぼりにされ、見ている間に眠くなるようなエピソードも無くはないと思いますが(話的には全9話繋がってしまっています)この3エピソードは間違いなく面白いと思いますので、途中で諦めないで鑑賞してみて下さい。

シーズン1 第一話 「ピンク色の研究」

ホームズとワトソンの邂逅が描かれます。また本編のミステリーも、複数の謎が錯綜する他のエピソードと異なり、ひとつの事件を追う形なのでわかりやすいです。主人公たちのキャラクターを知る上でも外せないエピソードです(第一話なので当たり前ですね)。

シーズン2 第一話 「ベルグレーヴィアの醜聞」

こちらも第一話ですね、シャーロック・ホームズに匹敵する知性の持ち主との対決が描かれます。個人的には携帯電話の暗証を解くところでは「おいおい」と突っ込みを入れたくなりましたが、プロットを盛り込み過ぎず、綺麗にまとまっていると思います。

シーズン3 第二話 「三の兆候」

ワトソンの結婚式にて介添え人をすることになったホームズ、どう振る舞ってよいかわからず動揺して周囲に迷惑をかけまくりますが、その結婚パーティー中にとある事件の真相に気付いてしまいます。個人的には一番好きなエピソードです。

ちなみに、『SHERLOCK(シャーロック)』huluNerflixで視聴できますよ。

 

 

Writer

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アクトンボーイ

1977年生まれ。スターウォーズと同い歳。集めまくったアメトイを死んだ時に一緒に燃やすと嫁に宣告され、1日でもいいから奴より長く生きたいと願う今日この頃。

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