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『シャイニング』スティーヴン・キングが映画版に今も否定的、ドラマ版俳優を称賛「何をすべきか理解していた」

シャイニング
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スタンリー・キューブリック監督『シャイニング』(1980)の原作者である、スティーヴン・キングが本作に対して批判的であることは有名な話だ。映画版の公開から17年後には、ドラマ版「シャイニング」(1997)が放送された。この度、スティーヴン・キングは映画版より、自身が脚本家・製作総指揮として参加した、ドラマ版の方が気に入っていることを改めて認めた。

『シャイニング』は、冬の間雪で閉鎖されるホテルにて、小説家志望のジャック・トランスと、その妻と息子を描いた恐怖の物語。そのホテルでは過去に、管理人が家族を惨殺するという凄惨な事件が起きていた。そのことを気にもしなかったジャックだったが、次第に彼は精神に異常をきたしていく。映画ではジャック・ニコルソンが、ドラマではスティーヴン・ウェバーが、ジャック・トランス役を演じた。

The New York Timesにて、スティーヴン・キングは「映画版は嫌いです。それは今も変わりません。映画版には敬意を払いますし、キューブリックのことを監督として尊敬もしています」としながらも、「ジャック・ニコルソンによるジャック・トランスの造形が好きではありません」と本音を語っている。映画版で狂気に満ちた怪演ぶりを見せたジャック・ニコルソンだが、スティーヴン・キングはそれでも本質と異なる形に納得することが出来なかったのだろう。

一方、スティーヴン・ウェバーの役柄への取り組み方について、「彼は自分が何をすべきか理解していました」と称賛している。「家族への愛を表現する必要があり、ホテルは彼の道徳心と家族への愛を徐々に圧倒していくのです」。

ちなみに、『シャイニング』の舞台の知られざる恐怖を描く、ドラマ「オーバールック(原題:Overlook)」が準備中だ。製作総指揮には、『スター・ウォーズ』J・J・エイブラムスが就任している。同作について、スティーヴン・キングはどんな思いを抱いているのだろうか……。

Source: The New York Times

Writer

Minami
Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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