「SHOGUN 将軍」シーズン2、2025年初頭に撮影開始か

第76回プライムタイム・エミー賞で最多25ノミネートの快挙を果たした、真田広之プロデュース・主演の戦国ドラマ「SHOGUN 将軍」。シーズン1の成功に沸くなか、早くもシーズン2に関する新情報が飛び込んできた。
「SHOGUN 将軍」はもともと1シーズン限りのリミテッドシリーズとして制作されたが、エミー賞に提出する直前、シーズン2更新予定を発表。これによってドラマシリーズ部門としてエミー賞に参戦し、作品賞を含む最多25ノミネートを果たした。これは非英語圏のテレビシリーズとして、韓国ドラマ「イカゲーム』に次いで歴代2位のノミネート数となる。俳優部門では、真田が主演男優賞、アンナ・サワイが主演女優賞、浅野忠信と平岳大が助演男優賞の候補となった。
この快挙を受けて、ショーランナーのジャスティン・マークス&レイチェル・コンドウに祝福を贈ったという米FXのCEOジョン・ランドグラフ。米Varietyのインタビューで「彼らは(シーズン2)のライターズルームから出てきたところで、楽しそうに仕事していました」と述べ、シーズン2の撮影時期について次のように明かした。
「我々は、来年の比較的早い時期に撮影に入りたいと思っています。しかし制作期間は長いです。主要撮影からセカンドユニットまでの撮影日数は、180日から190日、あるいは200日に近くになるかもしれません。」
つまりシーズン2の製作が計画通りに進めば、撮影は2025年初頭にも開始となりそうだ。200日ほどかけて撮影し、さらに編集作業をこなすとすると、シーズン2の配信は2026年ごろになると予想できる。
ちなみにシーズン1は原作の結末まで映像化したため、シーズン2ではオリジナルの物語が展開されることになる。これに関してマークスは以前「物語にまだ答えられていない疑問がたくさんあった」と述べ、シーズン2に向けて歴史アドバイザーに相談していることを明かしていた。「ウィリアム・アダムス(ジョン・ブラックソーン/按針のモデル)、徳川家康(吉井虎長のモデル)、そして新しいキャラクターや新たに起こる出来事について詳しく教えてください、とね。とても興味深いです」。
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