「SHOGUN 将軍」シーズン2、脚本家ルームまもなく完了 ─ 「諦めません」ゴールデングローブ受賞で弾み

第82回ゴールデングローブ賞で作品賞を含む全4部門受賞を果たした「SHOGUN 将軍」は現在、シーズン2に向けた戦準備を進めている。以前は2025年の前半にも撮影を始める意向が伝えられていたが、現在はまだ脚本作業の真っ只中。ゴールデングローブ賞授賞式のバックステージでは製作兼ショウランナーのレイチェル・コンドウが現地メディアについて、「現在進行中です」と進捗を報告した。
「今も取り組んでいるところ。諦めません。何を言えるのかがわからないんですけど」と続けるコンドウは、具体的な状況について「6週間後には脚本家ルームも完了することになります」とコメント。脚本構成が2月の半ばに完了する目処であると伝えた。
真田広之の尽力によって、日本の精神に忠実に製作された「SHOGUN 将軍」は、ジェームズ・クラベルによる原作小説を映像化した歴史ドラマシリーズ。もともと1シーズン限りのリミテッド・シリーズとして製作されたが、世界的な好評を受けた米FXは、エミー賞やゴールデングローブ賞でさらに難易度の高いドラマシリーズ部門にエントリーできると考え、シーズン更新を発表した。その狙いは見事的中し、両方の賞で歴史的な快挙を成し遂げる。
日本を舞台にした作品であるが、シーズン1は主にコロナ禍のため国内ロケ撮影を断念していた。「もし可能であれば、シーズン2の一部は日本で撮影できないかと、話し合っているところです」と、真田は悲願の日本ロケも視野。「せめて日本で少しでも撮影できれば」。
「シーズン2に続くことは喜ばしいことだと思います。成功したからこそ続編が実現したわけですから。シーズン2にもまた関わりたいです」と、藤役としてブレイクを果たした穂志もえかはTHE RIVERに明かしている。「私が考えるまでもなく、真田さんの中には『シーズン2ではこうする』という策がおありだと思いますけれど、少しでも真田さんの負担を減らすために、私にお手伝いできることが何かあれば、と思います」。
「SHOGUN 将軍」はディズニープラスで独占配信中。
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Source:Variety



























