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「SHOGUN 将軍」真田広之、主演の心構えはキアヌ・リーブスを参考にした ─ 「これぞナンバーワンになる術」

SHOGUN 将軍
(c) 2024 Disney and its related entities Courtesy of FX Networks

ドラマ「SHOGUN 将軍」は、長年ハリウッドで活動してきた真田広之にとって初めてプロデューサーを務めた一大プロジェクト。およそ1年かけてカナダ・バンクーバーで行われた撮影では妥協を一切許さず、日本を正しく描写するために完璧を追い求めた。

そんな真田には、主演と製作を兼任するにあたってのロールモデルとなったハリウッド俳優がいたという。『47RONIN』(2013)と『ジョン・ウィック コンセクエンス』(2023)で競演したキアヌ・リーブスだ。真田は米Vanity Fairでキアヌとの仕事を振り返り、そのプロフェッショナルな姿を語っている。

「キアヌとは2度ご一緒しました。主演と製作を兼任されていましたが、彼は自分の仕事に集中し、最善を尽くそうとしていました。自分や他の方にも厳しくされていた。ごくごくシンプルなことですが、感銘を受けました。これぞ、ナンバーワンになる術なのだと信じています。彼の現場での振る舞いにはたくさん影響を受けました。」

ハリウッド初の主演の座、真田は「“プレッシャー”ではなく、“責任”を感じた」と語る。「プロデューサーとしてのプレッシャーはもっと大きかったですね」。しかし、ひとたび撮影が始まってしまえば、「そうしたプレッシャーを忘れてしまい、とにかく毎日が楽しかった」という。「特に演技をしている時は、私にとっては褒美のようなものです。俳優としてよりもプロデューサーとしての方がはるかにたくさんの時間を一瞬一瞬費やしましたが、演技をしている時は自由に、リラックスして楽しむことができました」。

その真田は今や、ハリウッドの後輩たちから慕われる立場だ。按針役を演じたコスモ・ジャーヴィスも「優れたリーダーだった」と現場での真田に敬意を示している。「彼は作品の全側面に気を配っていました。特に僕のような若い俳優にとってはとても尊敬できるお方です」。

「SHOGUN 将軍」はディズニープラスの「スター」で独占配信中。

Source:Vanity Fair,Screen Rant

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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