【邦訳アメコミ最新情報】『バットマン/スーパーマン:シークレット・シックス』『続 スパイダーマン/デッドプール:スパデプの異次元旅行』発売

ShoPro Books(小学館集英社プロダクション)より、2021年6月発売の邦訳アメコミラインナップが到着だ。今月は、〈笑うバットマン〉の脅威を描く『バットマン/スーパーマン:シークレット・シックス』と、スパイダーマンとデッドプールの珍道中『続 スパイダーマン/デッドプール:スパデプの異次元旅行』の2作をご紹介しよう。
『バットマン/スーパーマン:シークレット・シックス』(DC)
『バットマン・メタル』に端を発したダーク・マルチバースの侵略者“笑うバットマン”との闘いはいよいよ最終章に。今年(2021年)邦訳刊行予定のDCの一大イベント『ダークナイト・デスメタル』を楽しむためにも、絶対におさえておきたい必読書『バットマン/スーパーマン:シークレット・シックス』が登場だ。
本作のもう一人の主役ともいうべき存在が〈笑うバットマン(バットマン・フー・ラフズ)〉。〈笑うバットマン〉は、「こちら側」の世界の住人のあらゆる恐怖や希望が具現化する領域ダーク・マルチバースで、宿敵ジョーカーを殺してしまったバットマンが、ジョーカーの特殊な毒に感染したことで生まれた。闇の騎士の頭脳と経験、犯罪界の道化王子の歪んだ精神を兼ね備えた最凶の存在である〈笑うバットマン〉は、ゴッサムシティを闇に落とすため、こちら側の世界への侵略を開始する。
そのあたりの詳しい経緯を知りたい方は、既刊『バットマン・フー・ラフズ』をお読みいただくとして、未読の方にもわかりやすくまとめると、
- ジョーカーの毒によって、ジョーカー以上に凶悪になったもう一人のバットマン=〈笑うバットマン〉が、
- DCユニバースをダーク・マルチバース化するために、
- ヒーローたちを次々と自分と同じ毒に感染させて闇落ちさせている
という前提だけ理解しておけば大丈夫だ。
そしてやっかいなことに、この〈笑うバットマン〉の毒は、感染しても一見それとはわからないこと。すでに〈笑うバットマン〉の毒牙にかかっているとされるヒーローは6人。誰が感染者かもわからず、誰も信用できない状況で、バットマンとスーパーマンは力を合わせ、感染した6人(シークレット・シックス)の正体を突き止めることができるのか?
今年邦訳刊行が控えるDCの一大イベント『ダークナイト・デスメタル』の序章ともいうべき本作『バットマン/スーパーマン:シークレット・シックス』、ここからでも十分楽しめる作品になっているので、お見逃しなく!
『続 スパイダーマン/デッドプール:スパデプの異次元旅行』(MARVEL)
大人気シリーズ「スパイダーマン/デッドプール」の最新作『続 スパイダーマン/デッドプール:スパデプの異次元旅行』は、二人の異次元珍道中!
今作でスパデプの二人は、友情を深めるため当てのない旅に出る。仲良く観光名所を巡ったり、自然に囲まれたキャンプ場でリフレッシュしたり。そうこうしているうちに、二人は巨大な昆虫軍団に遭遇!
昆虫たちがどこからやってきたかを探るうちに、二人はなんと異次元の世界に迷い込むことに!完全無計画、行き当たりばったりの二人の旅の行方は?見どころたっぷりでお送りするスパデプ最新作。