『X・ライブズ・オブ・ウルヴァリン/X・デス・オブ・ウルヴァリン』発売 ─ ウルヴァリンのふたつのストーリーラインで過去と未来をつなぐ

ShoPro(小学館集英社プロダクション)より、マーベル邦訳アメコミの新刊 『X・ライブズ・オブ・ウルヴァリン/X・デス・オブ・ウルヴァリン』が2024年4月25日より発売となった。
ジェームズ・ハウレット、ローガン、ウェポンX……さまざまな呼び名を持つ歴戦のミュータント、ウルヴァリン。二つのストーリーラインで過去と未来をつなぎ、X-MEN新章のはじまりを告げる重要作が、ついに登場!
本作『X・ライブズ・オブ・ウルヴァリン/X・デス・オブ・ウルヴァリン』は、2022年3月から5月にかけて刊行された『X Lives of Wolverine』(全5話)と『X Deaths of Wolverine』(全5話)という二つのミニシリーズを一冊に収録したもので、『ハウス・オブ・X/パワーズ・オブ・X』と同じく、二つのミニシリーズで一つのストーリーを語るという構成になっている。
物語は、プロフェッサーXことチャールズ・エグゼビアの誕生の場面から始まる。
ミュータントの精神的支柱であり、かくべからざる人物であるチャールズの誕生の瞬間、周囲の者が何者かに次々と身体をのっとられ、彼を亡き者にせんと襲い掛かる。その正体は、未来から過去に干渉し、チャールズの命を狙うオメガ・レッドだった。
過去のあらゆる時代に干渉し、襲い掛かってくるオメガ・レッドを阻止できるのはただひとり、オメガ・レッドの致死性因子デス・ファクターに対抗できるヒーリング・ファクターを持ち、普通の人間よりもはるかに長い時間を生きてきたウルヴァリンだけ。
プロフェッサーXの命を受け、過去のあらゆる時代に遡って、オメガ・レッドと激闘を繰り広げるウルヴァリンだが、その戦いの道のりは、彼自身の過去と向き合う旅でもあった。倒しても倒しても時間軸を超えて襲い掛かってくる敵を相手に、はたしてウルヴァリンは……?
そして、もう一つのストーリーラインでは、『インフェルノ』以降クラコアを追放された危険分子のモイラ・マクタガートが、ミスティークの追跡から逃げ続けながら、局面をひっくりかえす起死回生の一手を探していた。
現在から未来へと目まぐるしく展開していくモイラの物語は、やがてウルヴァリンというキーパーソンを通じてミュータントの過去と未来を結び付け、ついにX-MENシリーズ第2章の幕開けを告げることに。
二つのストーリーを行き来しながら、過去・現在・そして未来へとつながっていくウルヴァリンの物語。X-MENサーガが激動の新展開を迎えるターニングポイントとなる『Xテン・ライブズ・オブ・ウルヴァリン/Xテン・デス・オブ・ウルヴァリン』を見逃すな。
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