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科学者トム・ホランド、ウィル・スミスを鳩に変身させる ─ 新作スパイアニメの米国版新予告編が公開、カレン・ギラン&DJキャレドら出演

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実写版『アラジン』が自身最高興収を記録する大ヒットを記録しているウィル・スミス、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』で世界を席巻するトム・ホランド共演のアニメ映画『Spies in Disguise(原題)』の米国版新予告編が公開された。

本作は20世紀フォックスで製作が進められていたが、ウォルト・ディズニー・カンパニーとの事業統合により、現在はディズニー/フォックスが共同で米国配給を担当している。

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ウィル・スミスが演じるのは、世界最高の凄腕スパイで「誰もが名前を知っている」ランス・スターリング役。クールかつチャーミングな性格で、最新技術を駆使して世界を救うことを仕事とする男だ。一方、トム・ホランドは社交性に乏しい天才発明家のウォルター役。ウォルターはランスが任務に使用するガジェットを開発するが、その発明によってランスは鳩に変身してしまう。やむなくウォルターとランスは手を組み、世界の危機に立ち向かう…。

今回の新予告編では、ランス・スターリングが任務で大活躍を収め、喝采を浴びる様子や、エレベーターでウォルターと言葉を交わす場面などが収められている。「スパイの常識が変わるよ。名づけて“バイオダイナミック変装”だ。想像してみて、僕があなたの姿を消しちゃうのをさ」。ウォルターを演じるトムの、「消しちゃう(disappear)」の言い方は映像でお確かめいただきたい。

ランスはウォルターの家を訪れ、そこで水を一飲みすると「どんな技術なんだ?」と尋ねる。ウォルターは唖然として「えっと…もう飲んじゃったよ」。ランスは苦しみ、鳥肌を立てて鳩に変身してしまった。「何をした!」と騒ぐランスに、ウォルターは「僕を見て」。しかしランスは「俺の尻とお前の顔が同時に見えるぞ!」とパニックだ。「元に戻せ、元に戻してくれ」と迫られたウォルターは、「だけどさ、実際、自分から鳥になったんじゃない?」

ウィル&トムのほか、本作には『ソーシャル・ネットワーク』(2010)などのラシダ・ジョーンズ、『アベンジャーズ/エンドゲーム』ネビュラ役のカレン・ギラン、『アラジン』でウィルとのコラボレーションも経験したDJ&音楽プロデューサーのDJキャレド、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)『レディ・プレイヤー1』(2018)のベン・メンデルソーン、ドラマ「HEROES」(2006-2010)のマシ・オカが出演する。

なお本作は、2009年製作の短編アニメ作品『ピジョン:インポッシブル(Pigeon: Impossible)』を20世紀フォックスが長編映画化したもの。同作はスパイのアタッシュケースにうっかり入ってしまった鳩が国家間の危機を誘発したために持ち主のスパイが奔走するというストーリーで、大幅にアイデアと設定を膨らませての長編化となる。監督は『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』(2015)参加アニメーターのニック・ブルーノ&トロイ・クエインが務めた。

映画『Spies in Disguise(原題)』は2019年12月25日に米国公開予定

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Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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