「スパイダーマン」スピンオフ映画第2弾『シルバー&ブラック』脚本家が決定!期待のマーベル映画&SF大作手がけるコンビが就任

『スパイダーマン』シリーズのスピンオフ作品で、マーベル・コミックスの人気女性キャラクター2人を描く映画『シルバー&ブラック(原題:Silver & Black)』の脚本家が決定した。米国時間2018年2月14日、The Hollywood Reporterなど複数メディアが報じている。
『シルバー&ブラック』の脚本を執筆するのは、2019年公開のマーベル・シネマティック・ユニバース作品『キャプテン・マーベル(原題:Captain Marvel)』のジェネバ・ロバートソン=ドゥウォレットと、トム・ホランド&デイジー・リドリーの共演で話題のSF映画『カオス・ウォーキング(原題:Chaos Walking)』のリンジー・ビアー。
なおビアーのTwitterによれば、すでに脚本のドラフト(草稿)は完成しており、監督のジーナ・プリンス=バイスウッドによる仕上げ段階に入っているという。
本作の脚本は、以前バイスウッド監督自身が執筆していたほか、『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)のクリス・ヨストと、ドラマ『ウエストワールド』(2016-)のリサ・ジョイがドラフトを担当していた。そこから脚本家が交代となったのか、もしくは引き継がれたのかは定かでないが、最終的にはドゥウォレットとビアーが手掛けることになったようだ。
『シルバー&ブラック』とは
映画『シルバー&ブラック』は、トム・ハーディ主演の『ヴェノム』(12月公開)に次いで登場する、「スパイダーマン」スピンオフ映画の第2弾だ。「二人の傷ついた女性が生き残るために手を組む」という、いわゆるバディ・ムービーになると伝えられている。
タイトルにもなっている本作の主人公は、シルバー・セーブルとブラック・キャット。セーブルは戦犯を追う傭兵で、時にはスパイダーマンの味方に、時には敵となる人物だ。キャットはかつて泥棒だったものの、後に改心し犯罪者を退治するヒーローとなるキャラクター。一時期はスパイダーマンと交際していたこともある。
なお、ブラック・キャットの本名はフェリシア・ハーディ。かつて『アメイジング・スパイダーマン2』(2014)では、『ローグ・ワン:スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)のフェリシティ・ジョーンズがフェリシアを演じていたが、結局ブラック・キャットに変身を遂げることはなかった。2018年2月時点でキャスト情報は発表されておらず、また実現の可能性はかなり低いとみられるが、もし今作でジョーンズがカムバックを果たすならば、こんなに嬉しいサプライズはない……!
(文:まだい)
Source: https://www.hollywoodreporter.com/heat-vision/captain-marvel-chaos-walking-writers-tackling-silver-sable-black-cat-movie-1084320
https://twitter.com/hstweetheart/status/963561662623051776
Eyecatch Image: Photo by Stefan Scheele ( https://www.flickr.com/photos/spscheele/5435748481/ ) / Remixed by THE RIVER