Menu
(0)

Search

『パディントン3』前作脚本家は続投せず ─ 監督・脚本家ともに交代へ

パディントン
A STUDIOCANAL RELEASE (C)2014 STUDIOCANAL S.A. TF1 FILMS PRODUCTION S.A.S. PADDINGTON BEARTM, PADDINGTONTM AND PBTM ARE TRADEMARKS OF PADDINGTON AND COMPANY LIMITED www.paddington.com

人気児童文学「くまのパディントン」の実写映画版、『パディントン』シリーズの第3作(タイトル未定)から、前作脚本家のサイモン・ファーナビーが離脱していたことがわかった。英The Telegraphにてサイモン自身が語った。

『パディントン』シリーズは、マイケル・ボンド著「くまのパディントン」を原作に、ちょっとドジだけど家族思いで心優しい、マーマレードが大好きなクマのパディントンを描く物語。サリー・ホーキンスやニコール・キッドマン、ヒュー・グラント、ベン・ウィショーら豪華キャストを迎えて『パディントン』(2014)と続編『パディントン2』(2017)が製作され、大ヒットを記録。第1作は英国アカデミー賞にも輝いていた。

脚本家のサイモンは、『パディントン』には俳優として参加し、続編で脚本・出演を兼任。今回のインタビューでは「(3作目は)やれなかった」との本音を語っている。「ポール・キング(監督)と僕は、1作目を超える続編を作ろうと一生懸命やりました。それで成功したら、みんなに“もう1本やろう”と言われて。だけど、僕たちは3作目まではやれません」

この言葉を裏付けるものとして、2020年6月には、キング監督が『パディントン』第3作では監督を務めないことが明らかになっていた。製作総指揮(エグゼクティブ・プロデューサー)としては企画に残留するものの、シリーズ3作目は監督・脚本家ともに交代となり、新たな顔ぶれで創作が行われることになりそうだ。なお、キング監督は離脱発表当時「別の誰かがひねりを加える時」と述べていた

あわせて読みたい

Source: Yahoo! Movies UK

Writer

アバター画像
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

Ranking

Daily

Weekly

Monthly