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『SING/シング』続編の米予告編 ─ ビリー・アイリッシュやエミネム、ショーン・メンデスらの名曲が続々

https://youtu.be/EPZu5MA2uqI

『ミニオンズ』シリーズなどのイルミネーションによるミュージカルアニメ『SING/シング』(2016)の続編『Sing 2(原題)』より、待望の予告編が米国公開された。

第1作『シング』は、動物だけが暮らす世界を舞台に、倒産寸前の劇場の支配人であるコアラのバスターが、劇場に栄光を取り戻そうと歌唱大会を開催、6匹の動物たちが自らの歌で人生を変えるべく奔走するという物語が描かれた。続編では、バスターと彼の仲間たちが、ヒットソングときらびやかなステージパフォーマンスと共に帰ってくる。しかしその前に、バスターたちは、憧れの劇場でショーをやるべく、伝説的なライオンのロックスター、クレイ・キャロウェイをチームに誘うという任務を遂行しなければならない。

公開された予告編は、ビリー・アイリッシュ「bury a friend」、エミネム「My Name Is 」、ドレイク「Hotline Bling」をショーのオーディションらしき場所で歌う多種多様な動物たちの姿から始まる。しかし、いずれも出だしで審査員からボツにされてしまう。そこにバスターたちが続くも、歌わせてもらうどころか、曲をかけた瞬間に審査員から止められてしまう。

「ビッグなショー、ビッグなアイデアが必要なんだ!」と激怒する審査員に対して、ブタのガンターが「クレイ・キャロウェイとのビッグなアイデアがあるよ」と思わず豪語してしまった。それを聞いた審査員は、「キャロウェイと知り合いなのか?」と興味津々に問い詰める。バスターは知らなそうな表情を浮かべながらも食い気味にうなずき、その場をなんとかしのぐことが出来た。

そこからキャロウェイを探す旅が始まるわけだが、伝説の男を探すのは当然簡単なことではなかった。「15年ものあいだ彼のことを見た者はいないんですよ」。3週間という期間に、キャロウェイを探し出して連れて来なければならない。「仮にも見つからなかったら、お前を屋根から放り投げてやる」。

キャロウェイを必死に探すかたわら、どうやら一同各自は個人の持ち場で練習に励むことになった模様。ゴリラのジョニーは、ショーのために慣れない練習に挑戦し、ある場所では、ショーン・メンデスの「ホールディン・ミー・バック」を華麗に歌う姿が捉えられている。

一方、ブタのロジータもまたショーの準備に取り掛かっていた。どうやら高いところからのパフォーマンスをやるようだが、そのあまりの高さに怖気づいてしまう。そこにほかの動物が現れて、アリシア・キーズの「Girls on Fire」とともに怖気づく素振りさえ見せずに大胆にも飛んでみせた。ロジータは悲しげな表情を浮かべながらも、その役を彼女に取られてしまう。

バスターとアッシュはついに、キャロウェイが隠居生活を送る場所を突き止めて出演を依頼するところまでたどり着く。もっとも、キャロウェイからは「あっちにいけ!」とあしらわれてしまう。キャロウェイが音楽界から離れた理由は不明だが、どうやら妻らしき者との複雑な過去が関係していそうだ。バスターはキャロウェイを説得することが出来るのか。そして一同は無事困難を乗り越え、ショーを成功に導くことは出来るのか……。

予告編ではビリー・アイリッシュやショーン・メンデスなどのほか、カエルがスポーツカーに乗ってSystem Of A Downの「Chop Suey!」を、アッシュがU2の「I Still Haven’t Found What I’m Looking For」を歌う姿も捉えられている。音楽好きにもたまらない一作となりそうだ。

マシュー・マコノヒーがバスター、スカーレット・ヨハンソンがアッシュ、リース・ウィザースプーンがロジータ、タロン・エジャトンがジョニー、トリー・ケリーがミーナとして続投するほか、U2のボノがロックスターのキャロウェイの声優を担当している。ほかには、ファレル・ウィリアムス、ホールジーといったミュージシャンをはじめ、『ブラックパンサー』(2018)のレティーシャ・ライト、『アントマン』シリーズのボビー・カナヴェイル、「ブルックリン・ナイン-ナイン」(2013-)のチェルシー・ペレッティ、『ライオンキング』(2019)のエリック・アンドレが続編から新たに参加している。

映画『Sing 2(原題)』は、2021年12月22日に米国公開。

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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