Sawadyブラッド・ピット出演＆『ラ・ラ・ランド』監督作にトビー・マグワイア＆オリヴィア・ワイルド参加 ─ 「強化版『華麗なるギャツビー』」な企画に
『セッション』（2014）『ラ・ラ・ランド』（2017）のデイミアン・チャゼル監督による最新作『バビロン（原題：Babylon）』に、『スパイダーマン』シリーズのトビー・マグワイア、『トロン:レガシー』（2010）などのオリヴィア・ワイルドらが出演することがわかった。米The Hollywood Reporterが報じている。
本作には、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』（2019）ぶりの再タッグを飾るブラッド・ピットとマーゴット・ロビーや、『ファンタスティックビースト』シリーズのキャサリン・ウォーターストン、『ガンズ・アキンボ』（2019）『レディ・オア・ノット』（2019）のサマラ・ウィーヴィングら、豪華キャストが参加している。
出演者として新たに追加されたマグワイアとワイルドとあわせて、『マルコヴィッチの穴 』（1999）や『her/世界でひとつの彼女 』（2013）の監督で知られるスパイク・ジョーンズと、「ヴァンパイア・ダイアリーズ」（2009-2017）のフィービー・トンキンの出演も発表された。
チャゼル監督が新たに描くのは、1920年代、サイレント映画からトーキー映画へ移り変わる頃のハリウッド。史実とフィクションを織り交ぜたR指定のオリジナル作品として、複数のキャラクターの栄枯盛衰が描かれることになる。このたびの報道によれば、内通者の間では企画は「強化版『グレート・ギャツビー』」と呼ばれているという。
「グレート・ギャツビー」といえば、直近では2012年にレオナルド・ディカプリオ主演で現代リメイク版『華麗なるギャツビー』が公開され、同作にはマグワイアも出演していた。「強化版」と呼ばれているのには、マグワイアと何か関係があるからなのだろうか。なお、マグワイアは企画の第一報時から製作総指揮に名を連ねており、結果として出演も兼ねることになった形だ。
このほか出演が決定済みのキャストとして、「アンストッパブル・ガールズ」（2020-）のディエゴ・カルバ・エルナンデス、「ザ・スタンド」（2020-2021）のジョバン・アデポ、「五行の刺客」（2019-）リ・ジャン・リ、『ロスト・マネー 偽りの報酬』（2018）ルーカス・ハース、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』（2013）「ザ・ボーイズ」（2019-）のP・J・バーン、『ソーシャル・ネットワーク』（2010）のマックス・ミンゲラ、『ダークナイト』（2008）エリック・ロバーツ、「ブラックライトニング」（2018-2021）デイモン・ガプトン、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのベーシストとして知られるフリー、コメディアンのローリー・スコーヴェルが名を連ねている。多彩かつ豪華なキャスト陣が集結した。
プロデューサーにはチャゼルの妻オリビア・ハミルトン、『フィフス・ウェイブ』（2016）マシュー・プルーフ、『ラ・ラ・ランド』のマーク・プラットら、錚々たる顔ぶれが揃っている。配給は米パラマウント・ピクチャーズが担当。製作費には推定8,000万ドルから1億ドルが投じられる見込みだ。撮影は、来週（6月28日の週）より、ロサンゼルスで開始される。2022年12月25日に米映画館での限定上映が行われ、その後2023年1月6日より上映規模が拡大されていくという。
Source: THR
