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サミュエル・L・ジャクソン、メイス・ウィンドゥ復活を「マンダロリアン」監督に打診していた

サミュエル・L・ジャクソンは、『スター・ウォーズ』シリーズで自身が演じたジェダイ・マスターのメイス・ウィンドゥを復活させようと、真剣に動いていたらしい。サミュエル本人が直近で行われたイベントの場で明かしている。

メイス・ウィンドゥといえば、『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』(2005)で黒幕のパルパティーンを追い詰めたジェダイ最強の戦士だが、悪の道に揺れたアナキン・スカイウォーカーにより腕を斬られ、さらにパルパティーンのフォース・ライトニングで吹き飛ばされ、消息を絶った。以来、メイスは死んだと思われているが、サミュエルはそうは考えていないようだ。

ポッドキャスト番組Happy Sad Confusedのホストとして知られるジョシュ・ホロウィッツにサミュエルが明かしたところによると、メイスの復活を打診する相手としてサミュエルが選んだのは、最新スパイ・アクション『Argylle(原題)』で共演予定のブライス・ダラス・ハワード。監督業にも精力的なハワードは、ドラマ「マンダロリアン」(2019-)や「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」(2021)でエピソード監督を務めた人物だ。好機を逃さなかったサミュエルは、ハワードと会った際、以下のように話を持ちかけたという。

「『スター・ウォーズ』では、片手の人間の復帰には大きな歴史があります。これまでに僕が(メイスの)復帰について持ちかけた人は、ブライス・ダラス・ハワードだけです。彼女とはちょうど映画を撮ったばかりなので。彼女は『マンダロリアン』で監督をしているから、“兄弟を仲間にすることはできないかな?君も俺のこと好きでしょ?”って聞いてみたんです。そしたら彼女も“もちろん好きですよ。あなたは最高です”って。“じゃあ、そこに俺を戻してくれ。コーチにつないでくれ。ライトセーバーを片手で習うから。お願いだよ”って頼んだわけです。」

サミュエルとハワードの会話時期は定かでないが、これが2021年8月から開始されていた『Argylle』の撮影現場で交わされた会話であれば、きたる「マンダロリアン」シーズン3に向けた復帰交渉だった可能性もある。コメントから察するに、サミュエルはすぐにでもトレーニングを開始できるようなのでやる気も十分だ。ちなみに、ハワードはサミュエルによる先述の発言を耳にしたらしく、自身のTwitterで反応している。何かしらのアクションを取っているのか気になるところ。

ところでサミュエルといえば、通説であるメイス・ウィンドゥ死亡説を否定し続けてきた張本人。2016年には、「ジェダイは高所から落ちるくらいでは死にません」と語っていたり、「片腕ジェダイには長い歴史もある」と今回の発言と同様の主張をしたり、メイス生存説を長年信じてきたのだ。

なお、ドラマ「マンダロリアン」「ボバ・フェット」でボバ・フェット役再演を果たしたテムエラ・モリソンも、メイスの再登場を望んでいる模様。その理由は、『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』(2002)でメイスに父親を殺されたボバは「奴のことをずっと狙っている」と考えているからだという。

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Source: Josh Horowitz Twitter

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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