『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』米国で「この夏もっとも期待する大作映画」に選出される ─ 第2位は『ロケットマン』、ディズニー/ピクサー映画抑えて

『アベンジャーズ/エンドゲーム』に次ぐマーベル・シネマティック・ユニバースの最新作、映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019年6月28日 日本公開)が、米国の映画ファンによって「2019年夏もっとも期待する大作映画」に選出されたことがわかった。米Yahoo! Entertainmentが伝えている。[編集部注:本記事の公開日表記はすべて日本公開日を指す]
2019年夏、映画ファンの期待度ランキング
今回の調査は、米国最大のチケット販売サイトFandangoが2,000人以上のユーザーを対象に調査したもの。候補作品となったのは、2019年5月27日から9月2日までの間に米国にて劇場公開される映画の数々だ。このたび発表されたランキングは以下の通りである。
- 『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』
- 『ロケットマン』
- 『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』
- 『X-MEN: ダーク・フェニックス』
- 『ライオン・キング』
- 『トイ・ストーリー4』
- 『メン・イン・ブラック:インターナショナル』
- 『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』
- 『アラジン』
- 『ペット2』
いささかユーザーの嗜好が強く出ている感もあるが、まず驚くのは、第2位に『キングスマン』タロン・エジャトン主演によるエルトン・ジョンの伝記ミュージカル『ロケットマン』(8月23日)が飛び込んだことだろう。『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(5月31日)や“最後のX-MEN”こと『X-MEN: ダーク・フェニックス』(6月21日)が続き、ディズニーの話題作『ライオン・キング』(8月9日)『トイ・ストーリー4』(7月12日)は意外にも第5位・第6位となった。

一方で興味深いのは「期待の男優ランキング」である。こちらの第1位に選ばれたのは、作品ランキングでは第7位の『メン・イン・ブラック:インターナショナル』(6月14日)よりクリス・ヘムズワース。『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』のトム・ホランドは第3位、ジェイク・ギレンホールは第5位となっている。なお第2位は『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(8月30日)のブラッド・ピット、第4位は『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(8月2日)のドウェイン・ジョンソンだ。

「期待の女優ランキング」では、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』ゼンデイヤが第1位を獲得。『X-MEN: ダーク・フェニックス』のソフィー・ターナーが第2位、ジェシカ・チャステインが第5位を押さえた。第3位は『メン・イン・ブラック:インターナショナル』テッサ・トンプソン、第4位は『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』マーゴット・ロビーだ。
ちなみに本調査からは「期待の悪役ランキング」も発表されており、第1位を射止めたのは『ワイルド・スピード:スーパーコンボ』イドリス・エルバ。『X-MEN: ダーク・フェニックス』ジェシカ・チャステインが第2位に入り、女優ランキングに続いて存在感を示したほか、第3位は『ライオン・キング』でスカーの声を担当するキウェテル・イジョフォーが選ばれた。第4位はジェイソン・ブラム製作のサイコホラー『Ma(原題)』に主演するオクタヴィア・スペンサー、第5位は『チャイルド・プレイ』(7月19日)でチャッキーの声を務めるマーク・ハミルだ。
それにしても例年通り、今年の夏も話題作・注目作のオンパレード。さて、どの作品をいつ観に行くべきか…スケジュールの計画はお早めに!
Source: Yahoo!