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『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』前作悪役バルチャー、なぜ再登場しなかったのか ─ ジョン・ワッツ監督が説明

スパイダーマン:ホームカミング
©Marvel Studios 2017. ©2017 CTMG. All Rights Reserved.

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)最新作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は、前作『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)に続く“MCU版スパイダーマン映画”の第2作だ。

さかのぼること2018年5月。本作へのミステリオ役ジェイク・ギレンホールの出演が初めて報じられた際、前作のヴィランであるエイドリアン・トゥームス/バルチャーを演じたマイケル・キートンが再出演するとの話題も同時に伝えられていた。しかし1年後の2019年5月、ジョン・ワッツ監督は「キートンは登場しません」出演を否定なぜ、バルチャーの再登場は見送られたのか

『ホームカミング』ポストクレジットシーンの謎

『スパイダーマン:ホームカミング』の悪役エイドリアン・トゥームス/バルチャーは、『アベンジャーズ』(2012)で地球を襲ったチタウリのテクノロジーを悪用して武器を開発、密売を行う“ビジネスマン”だ。しかし彼の商売は、スパイダーマンによって妨害されるようになっていく。スパイダーマンを敵視するトゥームスは、クライマックスでピーター・パーカー/スパイダーマンと真っ向から激突。死の危機に瀕したトゥームスだったが、最後にはピーターによって命を助けられている。ポストクレジットシーンでは、獄中のトゥームスの前に、かつての取引相手マック・ガーガンが登場。トゥームスはマックに対し、スパイダーマンの正体を伏せている。

実はマック・ガーガンとは、コミックではスコーピオンの別称で知られる有名ヴィラン。バルチャーとスコーピオンが対面するポストクレジットシーン、そしてスパイダーマンについて語らないトゥームスの様子は、続編での再登場を思わせるには十分な内容だった。

しかしワッツ監督は、『ファー・フロム・ホーム』へのバルチャー&スコーピオンの再登場を見送っている。英Digital Spyでは、再登場が実現しなかった理由が端的な言葉で語られた。

(バルチャーらの再登場に)ふさわしい場面がまったく見つからなかったんです。大切なのはストーリーにとってふさわしいものであること、カメオとして作品に詰め込むことではありません。だけど、二人ともまだ存在しているというのは素晴らしいことですよね。映画が展開するにつれて、豊かな世界が生まれていきますし、そこから発展させていくことができます。」




すなわち前作のポストクレジットシーンとは裏腹に、続編『ファー・フロム・ホーム』はある意味で独立した作品となったのだ。事実、本作の物語はスパイダーマンとクウェンティン・ベック/ミステリオ、ニック・フューリーを軸とする新たな展開が目白押しとなっている。監督らに『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)後を描くという重大任務が課せられたことも、バルチャーらを登場させない選択に繋がったのかもしれない。

とはいえ『ホームカミング』公開時、ワッツ監督は「トゥームスは必ず戻ってきますよ」発言していた。そもそもワッツ監督のコメントから察するに、一時は『ファー・フロム・ホーム』での再登場も検討されていたとみていいだろう。いずれ製作されるであろうMCU版スパイダーマンの第3作で、ついにトゥームス/バルチャーは帰ってくるのか…?

映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は2019年6月28日(金)より世界最速公開中。『スパイダーマン:ホームカミング』ブルーレイ&DVDは発売中。

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』公式サイト:http://www.spiderman-movie.jp/

Source: Digital Spy

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

THE RIVER編集部。「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条として、海外の映画・ドラマを中心に執筆しています。日本国内の映画やアニメーションも大好きです。国内舞台作品の執筆・創作にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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