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【ネタバレ】『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』アノ人、出演を決めたのはアノ人を待ってからだった

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
©2021 CTMG. © & ™ 2021 MARVEL. All Rights Reserved.

この記事には、映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の極めて重大なネタバレが含まれています。必ず本編をご覧になってからお楽しみください。

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アンドリュー・ガーフィールドトビー・マグワイアの出方をうかがう

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』には、懐かしの顔ぶれが揃って集結した。まずは、サム・ライミ版『スパイダーマン』シリーズと『アメイジング・スパイダーマン』シリーズで大暴れしたヴィランたち5名。そして、公開まで秘密にされていた2人のスパイダーマン俳優、トビー・マグワイアとアンドリュー・ガーフィールドだ。

公開後、それぞれの俳優が復帰を決めた理由を語っていたが、このたび実直ながらもユーモアのある再演の決断理由をシェアしてくれた俳優がいる。『アメイジング・スパイダーマン』シリーズで主演を務めたアンドリュー・ガーフィールドだ。遂に実現したトム・ホランドとトビー・マグワイアとの対談企画の場で、アンドリューはこのように話した。

僕はトビーが出るかどうか、様子をうかがっていたんです(笑)。もしトビーがやるんだったら、“もう選択肢なんてないようなもんでしょ”って感じでした(笑)。僕は何でもかんでも全てトビーに従ったまでで、彼のまねをしただけですよ。

半ばジョークのアンドリューの返答には、トビーもトムも大笑い。アンドリューも「まあ冗談ですよ」と楽しそうだが、「真面目に言っても、重要な要素の一つでした」とトビーの参加が復帰の大きな後押しになったと語っている。

アンドリューといえば、公開直後からメディアとのインタビューに応じ、復帰の理由について「テーマ的にも魅力的だった」「3人のスパイダーマンがひとつのフレームに収まるというアイデアで十分だった」と語る時もあれば、「軽く挨拶して終わりみたいな感じで終わってしまわないようなものをやってみたかった」と話す時もあり、様々な思いを明かしていた。無事公開を迎えた今、ピーター・パーカーの競演を共に成し遂げたトムとトビーを前に、アンドリューは改めて再演への思いを振り返る。

「トビーも言っていたように、試み自体がとてもピュアでしたし、とてもクリエイティブなアイデアだと思ったんです。ただ、“やあ”と言って終わりというものではなく、トムの旅路を助けるという存在意義があった。あと、僕はこの映画で描かれていたマルチバースが作った運命的な感覚が好きでした。もしトビー・ピーターやアンドリュー・ピーターがあの時あの場所に駆けつけていなかったら、彼(トムのピーター)はなるべきピーター・パーカーになっていなかったかもしれないし、ガールフレンドを失っていたかもしれない。もしトビー(・ピーター)のメンター的な行動が無かったら、彼はダークサイドに落ちていたかもしれない、みたいな。そういうことを考えると、今でもゾッとしますが、とにかく僕にとっては審判の判定と同じようなもので、たとえそれがどんな脚本でもどんな映画でも、それは伝える価値のある物語で僕も皆と一緒にやりたいと強く思ったんです。」

ちなみにアンドリューが“トビーも言っていた”と語ったのは、この発言の前にトビー・マグワイアが復帰の決め手を語っていたため。その内容については、こちらの記事で確認してほしい

映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は公開中。

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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