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スパイダーマンとドクター・ストレンジ、『ノー・ウェイ・ホーム』では「親しい関係」とベネディクト・カンバーバッチ

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
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マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)版『スパイダーマン』シリーズの第3作、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』では、スパイダーマン/ピーター・パーカーを新たな大人が導くことになる。ベネディクト・カンバーバッチ演じるドクター・ストレンジだ。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)での本格共演を経て、スパイダーマンとドクター・ストレンジはどんな化学反応を見せるのか?

The Hollywood Reporterでは、『ノー・ウェイ・ホーム』のスパイダーマンとドクター・ストレンジについて、カンバーバッチが「今回は親しい関係」と予告した。「二人はご近所同士のスーパーヒーローだし、二人でいろんな経験をしてきた歴史があります。じゃあ、もしもピーターが僕に助けを求めてきたらどうするか? 確定申告くらいは手伝ってあげよう、今回はそういうことです」。

サノスとの戦いを経て、スパイダーマンとストレンジの距離がぐっと縮んだことは間違いないようだ。予告編でもストレンジは、サンクタム・サンクトラムにやってきたピーターに来訪の理由を尋ね、ピーターが「お忙しいところすみません、先生」と口にしたところ「一緒に宇宙を救った仲だぞ、先生なんて呼ばなくてもいい」と反応。「じゃあ、スティーブン」と本名を言い直されるや「変な感じだけど許す」と答えている。

ちなみに『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』が公開された2018年4月、スパイダーマン役のトム・ホランドとカンバーバッチは、将来的にスパイダーマンとストレンジのチームアップを希望。カンバーバッチは「コーヒーを買いに行くとか、ダラダラするとか、公園でボールを投げるとか…」と日常系のスピンオフを期待し、ホランドは「ストレンジにはピーターのかかりつけ医になってほしい」と語っていた。

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は、おそらくストレンジの呪文をきっかけに時空が歪んでしまうという“非日常系”ストーリーだが、ひとまずピーターがストレンジを“頼れるお医者さん”として認識していることは確かだろう。『インフィニティ・ウォー』から3年半が経過してのチームアップ、二人の「親密な関係」がどう変化していくのかも楽しみだ。

映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は2021年12月17日に米国公開予定(日本公開日は未発表)。

Source: The Hollywood Reporter

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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