『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』ニック・フューリー&マリア・ヒルの登場が有力に ― 米報道

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)の続編、映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』に、ニック・フューリー&マリア・ヒルの二人が登場する可能性が非常に高まっている。
米Vultureによれば、ニック・フューリー役のサミュエル・L・ジャクソン、マリア・ヒル役のコビー・スマルダーズが同作に出演することが判明したという。ただし情報源は不明で、2018年8月8日(日本時間)の時点でその他の大手メディアは反応を示していない。ひとまずVultureの単独報道とあって100%の信憑性は保証できないが、同作への登場はかなり有力とみていいだろう。

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』にサミュエルが出演する場合、『キャプテン・マーベル』、おそらくニック・フューリーが登場するとみられる『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』、そして『ファー・フロム・ホーム』と、2019年はサミュエルにとって初めて、年に3本のMCU作品に登場する年となる。
もっとも1990年代を舞台とする『キャプテン・マーベル』、サノスとの対決や過去10年間の物語をしめくくる『アベンジャーズ』第4作、その後の物語を切り拓く『ファー・フロム・ホーム』と、いずれもニック・フューリーが登場する必然性は非常に大きい。MCU始まって以来の転換期にカギを握るのは、やはりこの男ということなのか?
MCUにおける『スパイダーマン』シリーズの第1作『スパイダーマン:ホームカミング』には、“新人ヒーロー”ピーター・パーカー/スパイダーマンの師匠としてトニー・スターク/アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr.)が登場した。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)でトニーからアベンジャーズ入りを宣言されたピーターは、さらにその上に立つニックとの間にどんな関係性を築くのだろう。続報を待つとともに、その内容に期待を膨らませることにしたい。

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は、『アベンジャーズ』第4作以後を舞台に、主人公ピーター・パーカーと仲間たちが夏休みのヨーロッパ旅行に出かける物語。おなじみの顔ぶれが再登場するほか、ヴィランのミステリオ役にはジェイク・ギレンホールが出演交渉に入ったという(前作でバルチャーを演じたマイケル・キートンが登場するとの報道もある)。なおジョン・ワッツ監督、脚本家のエリック・ソマーズ&クリス・マッケナが前作につづいて再登板する。
映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(邦題未定、原題:Spider-Man: Far From Home)』は2019年7月5日に米国公開予定。前作『スパイダーマン:ホームカミング』のブルーレイ&DVDは発売中だ。
Source: Vulture
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